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子どもと接する機会が少なく「娘と2人になるのが怖かった」
――2012年に第1子が誕生し、奥様は育休を経て時短勤務に切り替えたのですよね。当時、家事育児はどう分担されていましたか?
小西 当時、私は毎月の残業が100時間を超えており、深夜残業や休日出勤が常態化していました。家事育児の分担は、比率で言うと2対8ぐらい。長女が生まれても生活はほぼ変わらず、深夜帰りもそのまま。平日は、ほぼ子どもと顔を合わせない。周囲の男性記者も全く同じ状態でしたし、妻も私も「そういうものだ」と思っていました。
――よくある家庭像かもしれません。2対8の「2」はどんなことを?
小西 ごみ捨てや、たまに食器を洗ったり、洗濯物をたたんだり、ですかね。料理や子どもの保育園の送り迎えは、ほぼなし。オムツ替えも、おしっこはやるものの、うんちは妻にパス(笑)。当時は、長女とどう接すればいいのかわからず、「2人になるのが怖い」という感覚でした。
――2年後に第2子が誕生した際も、変わらずでしたか?
小西 長女のときにできなかったリベンジとばかりに、長男の誕生後に1年間の育休を取得したんです。そこでしっかり子どもと向き合ったかいもあって、2人とも私になついてくれました。でも、育休復帰後は「遅れを取り戻さなければ」という焦りもあり、すっかりもとに戻ってしまって。
ある日突然、妻から米国赴任を告げられたが……
――奥様の米国赴任は、どんなタイミングで伝えられたのですか?
小西 忘れもしません。2017年の夏、沖縄への旅行中、プールサイドでビーチチェアに寝転がっていた時でした。突然、「そういえば、米国赴任の話、決まりそうだからよろしくお願いします」と宣告されました。
