「トイレの度に水が真っ赤に…」大腸がん発覚の“きっかけ”

――異変を感じたきっかけは?

寝り子 大腸がんの告知を受けたのは2025年の5月なんですけど、その3年くらい前から、トイレットペーパーにうっすら血がつくようになっていて。

 で、痔だと思って、ボラギノールで対処していたんです。

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――薬を塗れば症状は治まって。

寝り子 そうですね。毎回血が出るわけでもなかったし、薬を塗れば落ち着いたので、それで3年放置しちゃったんですけど。

 ただ、2025年に入ってからトイレの度に水が真っ赤に染まるくらい、ブワーッと大量の血が出るようになって。

 ちょうど同じ頃、健康診断の便潜血検査で引っかかって要検査になったんですけど、忙しさでそれも放置していたんです。会社で健康診断の取りまとめをするのは自分の仕事だったのに、その本人が再検査を後回しにしていたという。

――下血以外にも体調の変化はありましたか。

寝り子 今思えば、疲れやすくなっていました。よく都内に遊びに行くんですけど、その頃は一日東京で遊ぶとぐったりしちゃってたんです。

 でも、「30代になると体力も落ちるって聞くしな」くらいの感覚で、レッドブル飲んで遊び回って。がんがわかった後、父からも「実は最近顔色が良くないと思ってた」と言われました。

 で、2025年の4月頃には遂に、どす黒くてどろっとしたレバー状の塊が出るようになって、さすがにこれはマズいと、近所のかかりつけのお医者さんに行ったんです。

 

「痔ろうになったかな」と思っていたら「腫瘍ができています」と言われ…

――何科にかかったんですか。

寝り子 血の塊が出ている段階でも、「痔ろうになったかな」みたいな認識だったので、肛門科に行って。

 仕事帰りに、診察時間ギリギリで滑り込んで触診してもらったら、「腫瘍ができています。明日もう一度検査をするので絶対に来て下さい」とお医者さんに言われました。