がんの告知では泣かなかったけど、隠れて泣いていた妹の話を聞いたときに、初めて涙が出ました。
――大きな病院での検査の前に、すでにかなり体調が悪くなっていたんですね。
寝り子 ペット検査とかをして「ステージ4」が確定したんですけど、大腸がんが肺とリンパに転移してたんです。
そのときは歩くのも困難なほど足に痛みが出ていましたが、太ももの近くのリンパが腫れていたことで痛みが起きていたことがわかって。
「まさかこんなに悪くなっているとは」“大腸がんステージ4”と確定して愕然
――足の痛みも大腸がんからの転移が原因だったと。
寝り子 そうですね。知識がなかったので、転移していると「ステージ4」になることをそのとき初めて知りましたし、「まさかこんなに悪くなっているとは」って、愕然としました。
アンチから「生存率◯%だからお前は死ぬ」と書き込まれ…
――そうだったんですね。
寝り子 でも、主治医は生存率とか、「最悪のケースもあり得る」みたいなことは全く言わず、風邪の対処をしてるくらいのスタンスなので、こっちも気が楽ではありました。
――「ステージ4」という診断を、家族はどのように受け止めていましたか。
寝り子 家族の中でも特に父がショックを受けてしまって。ふだんは感情を表に出すこともないし、神様とかを信じるタイプでもないんですけど、私が告知を受けた日から一日も欠かさず、仕事の昼休みに神社へお参りに行ってることを少し前に知りました。
――ご自身で予後について調べたことも?
寝り子 生存率を知ってしまうと絶対に気にすると思ったので見ないようにしてたんですけど、この前YouTubeライブをしたら、アンチの人が「生存率◯%だからお前は死ぬんだぞ」と、何十回も書き込んできてたんです。
撮影=三宅史郎/文藝春秋
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