――今のMINAMOさんを見ていると意外なんですが、イケているグループへの憧れはあったんですか。
MINAMO ありましたね。小学校って、みんなを対等な目線で見られる年代だったと思うんですが、中学校に上がったら、そこに容姿というものがプラスされる。容姿で「この人は上」「この人は下だ」と考えるようになるじゃないですか。そこで下に思われたくなかったんです。しがみつきたかったんですよね、スクールカーストに(笑)。いまだに根暗ではあるんですけど、一方で陰キャだとは思われたくないというのはあります。
――ええ、そうなんですか。意外です。エッセイを読んでいてもすごくサブカルが好きですし、「私は陰キャでいいんだ」というタイプに思っていました。
MINAMO セクシー女優さんって業界に入る前までは「陰キャな人が多いのかな」と思っていたら、実際は陽キャな人が多くて。陰キャと思われたくないから、つい合わせちゃうんですけど、無理に合わせているその時の自分が気持ち悪すぎて(苦笑)。本当、ダメですね。ただ、やっぱり陽キャへの憧れはありますね。陰キャとして誇りはあるけど、陽キャへの憧れは捨てきれない(笑)。
――中学時代は児童養護施設にもよく遊びに行っていたそうですね。
MINAMO 学校で他の子と仲良くできなかったんですが、児童養護施設の子とは話が合ったんですよ。学校では他の家庭の子はみんな順風満帆そうでいいなと感じていた頃で、私だけが孤独だと思っていて。でも今考えると、あり得ないですよね。児童養護施設の子たちとは全然環境も違うし。よくあの時行っていたなと思います。
“高校デビュー”して「〇〇高校の有村架純」になったワケ
――高校では一転して、すごくモテたそうですね。
MINAMO 「〇〇高校の有村架純」って言われてました(笑)。“高校デビュー”をして人生で一番モテていました。まず最初に茶髪だった髪を黒く染めて、前髪もAKB48みたいなアイドルみたいにして。それで高校に入学したら、野球部のマネージャーになりました。
――野球部のマネージャーもモテるのを狙ってなんですか。
MINAMO 狙ってです。だって野球とか全然興味なかったですもん(笑)。スコアとか本当に卒業するまで覚えられませんでした。「スコアわからへんからやってー」って他のマネージャーの子にいつもお願いしてました。
――なぜそこまで男の子にチヤホヤされたかったんですか。承認欲求でしょうか。
MINAMO それももちろんあったと思います。男の子に人生で一度はチヤホヤされてみたいという思いもあって。
それに中学校で、人生で最初で最後の告白をしているんですが、それで振られたんですよ。その私を振った男の子が付き合った女の子が、私がめっちゃ嫌いな子だったんですよ。それで「くっそー。この私がやる気を出したら、チヤホヤされないわけがない」と思って高校デビューすると決めました。
――その自信はどこからきたんですか。
MINAMO 私も分からないんですけど「容姿は磨きさえすればイケる」と当時は思っていましたね。謎の自信はありました(笑)。
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