「腹立つ。包丁を持ってこいよ」――。幼少期から母による壮絶な虐待に晒されてきたグラビアアイドルの林未珠さん(28)。インタビュー第1回では、ベランダへの監禁や顔が腫れあがるほどの暴行など、過酷すぎる幼少期の記憶が語られた。
第2回では、エスカレートする母の支配と、彼女がいかにして母との関係を断ち切り、自らの人生を取り戻したのかを明かす。(全2回の2回目)
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エスカレートする母の虐待
──包丁を突きつける、というのは?
林 きっかけはよくわからないんですが、急に母が「腹立つ。包丁を持ってこいよ」と、弟に包丁を持ってこさせるんです。それを犬や猫や、私に突きつける。実際に切られるまではなかったんですけど……。
タバコの火を腕に当てられることもよくありました。今はだいぶ跡が薄くなりましたけど。あとは、爪で血が出るまで腕をつかまれるとか、ビンタされるのも普通でした。
中学校の時には、弟にも当たるようになって。弟は母に「出てけ」と言われて、本当に家を出ていったんです。夜中になっても帰ってこなくて、補導されたんですよ。
私は母からは「お前の責任だ」と責められました。警察が家に来た時に「私たちのことを助けてくれないかな」と希望を持っちゃったんですけど。でも、母親がうまく言いくるめて、警察も何事もなく帰っちゃって。「ああ、そうか……」みたいな。
行政の虐待相談みたいなところに電話もしたことがあるんですが、結局何も変わりませんでした。
──担任の先生も、力にはなってくれないのでしょうか。
