事件はその後…

 2002年10月22日から佐賀地裁で始まった公判で、M被告は一貫して無罪を主張した。一方、検察は犯人であることに間違いないとして死刑を求刑したが、2005年4月10日、同地裁は物証の乏しさや上申書の証拠価値の無さ(1日12時間を超える取り調べを17日間連続で行ったうえ、担当者の誘導により作成されたと認定)などを理由に無罪判決を下す。検察は即日控訴したものの、二審の福岡高裁も一審判決を支持。

 検察が上告を断念したことでM被告の無罪が確定する(2007年3月19日)。

 果たして、本事件の真相は何なのか。常識的に考えれば、同じ小学校の便槽で見つかった2人を殺害した者、池上千鶴子さん殺害犯、N子さん殺害犯、北方事件の犯人の計4人が事件に関与したものと推測される。

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 しかし、冒頭で記したとおり、犠牲者7人が失踪・死体の見つかった場所は半径20キロ圏内。時期は違えど、こんな狭いエリアで殺人事件が発生するのは同一犯の仕業としか考えられないとの見方もある。事件は今も多くの謎を残したまま宙吊りになっている。

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