遅い反抗期? 日本の大学で勉強をサボってやっていたのは…

――大学生活はいかがでしたか。

アメリア 日本の大学のほうが楽でした(笑)。ポーランドと日本で同じ授業を受けたんですけど、ポーランドでは難しすぎて2回不合格になったのに、日本ではちょっと勉強したら満点でした。初めて親元から離れて、自由を感じたのもあって、結構勉強をサボってしまって――これまでずっと優等生で通してきたので、遅い反抗期が来たのかもしれません。

――サボって何を?

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アメリア パーティ(笑)。大学の友達と仲良くなれて良かったです。楽しかった。ポーランドより楽とはいえ、工業大学だからいっぱい勉強しなきゃいけなくて、大変なときもあったんですけど、良い思い出がたくさんできました。

日本留学時のアメリアさん(2023年)(写真=本人提供)

――文化のギャップを感じたことは?

アメリア たくさんあります。日本人は寝るのが遅い。ポーランド人は21~22時には寝ますが、日本人はいつまでも寝ないです。それから、細かいことなんですけど、日本人が毎日洗濯機を回すことに驚きました。ポーランド人は週に1日しか洗濯しないけど、その日は服の色別に何度も洗濯機を回すんです。日本人は色を分けずに毎日回す。

――面白いですね(笑)。

アメリア 初めて銭湯に行ったときはちょっと恥ずかしかったです。ポーランド人の留学生と一緒に行ったんですけど、見たくないのにその子の裸が見えちゃうのが気まずくて。でも、みんな裸になる場所だから、今では温泉も大好きです。

日本の生活に慣れすぎて…ポーランドに帰国後感じたことは

――他にも、日本で気に入った点はありますか?

アメリア 私は渋谷が好きです。賑やかでネオンがきれいで、東京って感じがするから。あとは日本らしくてきれいな浅草寺が気に入っていて、浅草にもよく行きます。一番好きな食べ物はもんじゃ。最初はポーランドの留学生と一緒に食べに行ったから、うまく作れなくて、口に合わなかったんです。でも、その後、日本人に作ってもらったら、めちゃくちゃ美味しかった。あと、納豆も好き。

――匂いは大丈夫ですか?

アメリア 美味しいから大丈夫。鰻も好き。留学時は天ぷら屋さんでアルバイトしてました。逆に、少し苦手だったのは日本の甘くて柔らかいパン。ポーランドのパンはもっと硬くて、砂糖も使わないです。そもそも小麦粉から違いますし。

©深野未季/文藝春秋

――留学期間はどれくらいでしたか。

アメリア 半年の予定でした。でも、日本が好きになりすぎて、さらに半年延長したんです。

――1年日本にいて、ポーランドに帰国したんですね。

アメリア はい。でも、日本の生活に慣れすぎて、友達と離れてポーランドに帰ったら寂しくなったんですよ。1人になっちゃったと思いました。久しぶりに家族と会えたこと、ポーランド料理を食べられたことは嬉しかったけど、ポーランドでの生活はゆっくりというか、東京に比べると何もないから。何か「やることないな」って。

――次章では、日本に定住することを選んだきっかけ、インフルエンサーとしての活躍、日本での恋愛事情について教えてください。

次の記事に続く 「必ず成功して」と父に見送られ日本へ渡ったポーランド人女性(24)が思いついた、“日本好き外国人”向けの“意外なサービス”とは

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