東京・秋葉原にある老舗メイドカフェ「あっとほぉーむカフェ」。その店で2005年からメイドとして働き、一時離れたものの約20年、現在もメイドとしてご主人様、お嬢様をお出迎えしているのがリエさんだ。いわゆる萌え系とは違うファビュラスな美貌の彼女がメイドとして働くようになったきっかけや、00年代と現在のメイドの違いを聞いた。(全3回の1回目/続きを読む)
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ひっそり活動していた幻の美魔女メイド・リエさん
――今回は取材を受けていただきありがとうございます。Xでリエさんの投稿を拝見し、こんな美魔女なメイドさんがいるのかと驚き、ぜひお話を聞きたいとオファーしました。取材自体これまで受けていらっしゃらないそうですね。
リエさん(以下、リエ) 働いている「あっとほぉーむカフェ」でもプロフィール写真すら載せてなかったんです。もともとメイドはひっそりやろうと思っていて、店舗にも「載せないでいいです」と伝えていました。
――幻のメイドさんなんですね。それは働き始めた初期の頃からなんでしょうか。
リエ 働き始めた当時は、ブロマイド撮影やいろいろとグッズを出したりもしていたんですが、今はメイドがメインのお仕事ではないので、参加していなかったんです。Xの方もひっそりと更新していたんですが、たまたま投稿がバズったことで、いろんな方に存在を知っていただいて。今はプロフィール写真も載せようかとなっています。
――現在はメイドが本業ではないんですね。
リエ 出勤する曜日は決まってないんですが、午前11時から午後3時までの4時間だけ、月4回ほど働いています(編注:リエさんは、ほかのメイドさんとは契約が異なります。通常あっとほぉーむカフェでは、週や月や時間で規定の最低お給仕時間が存在します)。
――差し支えなければメイドの他にやっているお仕事を教えていただけますか。
リエ パーソナルトレーナーをしています。

