3年ぶりの二刀流で2026年シーズンを開始した大谷翔平は、開幕から圧巻の投打でチームを牽引し、6月までに8勝2敗、打率.296、18本塁打とMVPおよびサイ・ヤング賞のダブル受賞も狙える成績を残した。
しかし7月に入ると故障が重なり登板回避やオールスター戦辞退を余儀なくされる。そうした懸念に対し、「限界まで体を酷使する姿すらファンを魅了し『少し休んでほしい』と思わせる特別な存在」と評するのが、解説者の川﨑宗則氏だ。
川﨑氏が「翔平さんは、これから10年は活躍する」と語るワケとは? 宝島社の新刊『証言 大谷翔平 世界の頂点に立つシン・天才二刀流の素顔』より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目)
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2026年前半戦の“翔平さん”
2023年以来、3年ぶりの本格的な二刀流でスタートした大谷について、「今年、ドジャースでは初めて開幕から二刀流をキープしてるということで、本人がやりたい野球ができてる状態だと思います」と言っていた川﨑宗則。
だが、大谷はオールスターゲームを辞退し、7月に入ってから登板回避を続けた。川﨑はそんな大谷の不安を一笑に付した。
「不安なんてありません。野球にケガはつきもの。ケガがあるなかでも素晴らしい活躍。ケガでさえ翔平さんはみんなを幸せにしてしまいます。
ケガをすることはアスリートとしては残念かもしれませんが、見ている僕らとしては、翔平さんはそこまで体を酷使してるんだというのが伝わってくる。今までの野球の選手だとケガしたら残念と思うんですけど、僕らからしたら翔平さんがケガしたら、ちょっと休んでほしいな……と。そう思う選手なんて、翔平さんしかいません。素晴らしいと思う」
