賞という枠には当てはまらない規格外のプレーヤー

 2012年に川﨑宗則はソフトバンクから海外FAを行使し、シアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ。その後、メジャーデビューを果たし、トロント・ブルージェイズ、シカゴ・カブスでMLB選手として5年間プレー。ソフトバンク復帰を経て、現在は栃木ゴールデンブレーブスでプレーを続け、“大谷ウオッチャーの元メジャーリーガー”として知られる。

現役時代の川﨑宗則 ©getty

 大谷はシーズン前半の最終登板をスキップし、オールスターゲームも辞退。後半の最初の登板もスキップした。ベンチは中6日の登板を守らせ、休みを挟みながら二刀流を続けさせてきたが、後半は状態を確認しながらとなる。

 ロバーツ監督は「疲労度やコンディションを見て判断するが、チームにとって何が最善かを考える必要がある」としているが、川﨑はこれを評価する。

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「翔平さんは自分の感覚を大事にされている方なので、そこはギリギリというか、ケガする一歩手前で抑えながら、休養を挟みつつ調整しながらやっている。球団も休日前に投げさせるなど、翔平さんがパフォーマンスを続けられるギリギリで勝負しているところが上手だと思います」

 ファンを大切にする大谷にとって、ファン投票1位で選ばれたオールスターゲーム欠場は大きな決断だったと思われる。

「ドジャースの3連覇に向かって、ファンのみなさんにまだまだ大谷翔平を長く見てほしいということでの欠場です。オールスターゲームは非常に素晴らしい大会で、フィラデルフィアのファンの人たちにとっては残念だと思います。ただ、翔平さんはこれからあと10年ほど活躍するんで、そのための1日だと思ってどうか勘弁してくださいという感じです」

 だが、初のサイ・ヤング賞を狙ううえでネックとなるのが規定投球回数だ。休養を挟みながらの登板では到達するのが厳しくなる。