人生を変えた「ワイフの存在」

MOBY 僕は曲をほぼ書いておらず、音楽における一次産業的な部分は全然やっていません。音楽ではなく絵を描くにしても模写するほうが好きだし、ゼロからイチを生み出すようなことはたぶん性格的に向いていない。“すでにあるものを広げていく、深掘っていく”ほうが昔から向いているんですよ。新しいことを知ったり、調べ物をするのがシンプルに好きなんでしょう。

 本を書いたとき、ワイフから「私より研究に向いているタイプだから大学院に行ったほうがいいんじゃないの」と勧められたのも、大学院入学の大きなきっかけでした。ワイフは大学院の入学式にも来てくれましたよ。僕は新入生のところに座って、彼女は保護者席に座って(笑)。

©山元茂樹/文藝春秋

──法政大学大学院の入学式は、日本武道館で行われるそうですね。

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MOBY なので、まさか入学式でここに来るとは……と感じました(笑)。もちろん演奏する側としても、いつかワンマンライブで武道館に立つぞという気持ちに変わりはありませんよ!

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