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「房枝さんが自分で、酔っ払って誰かに言ったんだろう。あの人、すっかり壊れたおばさんになっちゃったね。取り合わない方がいいと思う」と夫は言いました。
それきり、私は房枝さんのLINEには返事をすることなく、そのうち削除しました。残しておくと、何か嫌なことが起こりそうな気がしたからです。
「この悪縁を断ち切ってください」と祈願
そのすぐ後に、房枝さんと共通の知人とお茶をしたとき、こんなことを言われました。
「アキちゃんのパン屋さんは、房枝さんプロデュースなんだよね? メニューとか、ほとんど房枝さんのアイデアだって聞いたわよ。房枝さんと共同経営なの?」
もちろん否定しましたが、そんな噂が広まっていることに愕然としました。夫も、「俺たちのアイデアだ!」と憤然としていました。
オープンにケチがつけられたようでいても立ってもいられず、私は娘たちと幼稚園の近くにあった神社に毎日通って「この悪縁を断ち切ってください」と祈りました。
