SKE48で活躍する「近所のお姉さん」の影響でアイドルオーディションに挑戦
――それでも、アイドルのオーディションには挑戦したんですね。
千歳 はい。11歳の頃に「1回やってみないと分からない」と思って受けました。自信はなかったけど、ほんの少し前向きな気持ちもあったんです。
――最初に受けたオーディションは何ですか。
千歳 SKE48のオーディションです。実は仲良くしてもらっていた上級生がSKE48の3期生として活動していたので。
――誰ですか?
千歳 木﨑ゆりあさんです。近所に住んでいて、小学校の頃は同じ下校班でした。一緒に遊んだり、勉強を教えてもらったり。いいお姉さんでした。
あるときオーディション雑誌に載っているのを見つけたんです。それでSKE48に入ったことを知りました。
――身近な人がアイドルになったことも、背中を押したんですね。
書類審査を通過も面接を辞退
千歳 はい。それで私もSKE48のオーディションを受けました。書類審査は通過したんです。でも、面接のときに辞退しました。
――えっ、なぜですか?
千歳 面接の会場に、後にSKE48になった木本花音さんがいたんです。やっぱりかわいいじゃないですか。一方で私は、ただでさえ顔が歪んでいて、笑顔もうまく作れない。
オーディションのためにものすごく準備して、頑張っておしゃれもして行ったんですよ。でも会場にいるほかの子と自分を比べて、どんどん自分がちりくずのように感じてしまったんです。
――書類審査を通過していたわけですから、そこまで自分を卑下しなくてもよかったのかもしれません。
千歳 そうなんですよね。でも、あのときはどうしても比べてしまいました。頑張って準備しても、周りの子を見ると自信がなくなってしまうんです。
――その後、ほかのアイドルグループにも応募していたのでしょうか。
千歳 乃木坂46の1期生の募集だったと思うんですけど、それにも応募しました。ただ、書類を送るだけ送って、結果は見ていません。あと、名古屋のご当地アイドルの「dela」にも応募して、そちらは最終審査まで進みました。
――そこでも辞退したんですか。
千歳 はい(笑)。そのときは高校受験があって。今度こそはと思っていたんですけど、最終的に受験を優先しました。
――アイドルになりたいという気持ちは、高校生になっても続いていたんですね。
千歳 そうですね。高校生の頃は、むしろ本気で表舞台に立ちたいと思っていました。でも、なかなかうまくいかなかったです。

