巨人・甲斐拓也捕手(34)が10月30日、楽天に金銭トレードで移籍すると発表された。3年の契約期間を残している中での“異例の放出”となる。
あの「事件」も甲斐の運命を変えた
「2010年の育成ドラフト6位でソフトバンクに入団後、ゴールデン・グラブ賞7回、ベストナイン3回など強肩捕手として成長。24年オフに国内FA権を行使して5年総額15億円(推定)の大型契約を巨人と結びました。移籍1年目は右手中指骨折で68試合出場に止まり、今季は大城卓三、岸田行倫らにポジションを奪われ、出場は13試合と激減。WBCでも鳴らした“甲斐キャノン”は完全に錆びついてしまった」(球団OB)
あの「事件」も甲斐の運命を変えた。
「今年5月、阿部慎之助前監督が娘への暴行容疑で現行犯逮捕(その後不起訴)、翌日に辞任することになった。阿部は甲斐の獲得を熱望し、FAの際には直接口説いた張本人。後ろ盾を無くした甲斐は、橋上秀樹前監督代行によって三番手捕手に格下げされた」(同前)
10月末に就任した松井秀喜新監督はチーム編成について球団に一任しており、行き場を失ったベテランの去就が俄然、クローズアップされることとなった。



