Twitterを丸一日以上書かないでいたら死亡説
しかし。生産的なことはまったくできない。相場を見ることも原稿を書くことも書類に目を通すことも本を読むことも無理。スマホすら立ち上げるのが億劫になって、FacebookやTwitterを丸一日以上書かないでいたら、メッセージがやってきて「死にましたか?」「いま、界隈では山本さんがネットに出てこないので死亡説が流れています」「香典はいくらにします?」などという煽り文句が大量に。なぜ一日ネットで姿が見えないだけで死亡説を流されてしまうのか。理解できません。
Twitterもスマホゲームもやる気が起きないとなると、これは本格的に寝てないと駄目だということで、大人しく寝ていても翌日も39度台。高ぇ。しかし多少は薬が効いたのか治癒してきたのか意識ははっきりしてきて、そこから猛烈にTwitterが捗るようになります。見たまえ、すべてのツイートが罵倒に見える。これらクズどもを一人残らず打ち果たしてワイは再び快眠に戻るのだ。見てろよ。見てろよ。
現代に生きていて良かった
外を見ると、東京にも雪が舞い、風情のある連休が始まっていたところ、私がやっていたのはただひたすらTwitter。幾ら熱があるとはいえ生産性が低すぎない?
でもなんていうんでしょう。熱を出して、家族に移さないようにと隔離されて、家内が甲斐甲斐しくリンゴとか剥いてくれたのを一人寝床でもしゃもしゃ食べて、そんなときにも渇望するのは人とのつながりなんですよね。インターネットで活動されている、有象無象の皆さん、私含む。少なくとも現代に生きていて良かったなと思う瞬間なんですよ、マジで。ああ、いつまでもネットの訳の分からない奴らと罵声を浴びせ合いながら人生を味わっていたい。
とかなんとか言っていたら、5歳の三男に移っちゃった。あーあ。私が原因かなあ……。申し訳ない。みるみる上がる体温、赤くなっていく顔。あっちもこっちも看病している家内が大変そうだ。連休返上するにしてももう少し有意義な使い方というものはないのか。こりゃうっかりすると他の家族にも続々と移って野戦病棟みたいになっちゃうぞ。
そして長男にも。39度の高熱。私より出ている熱が低いのが少し納得いきませんが、ボンバーマンもかくやという風に、少しずつ家庭の中で伝染していきます。とにかく他人に移さないように、ゆっくり休んで早く復帰できるように。そう願いながら家族の看病をしている家内を見ると、大変に頭の下がる思いです。母ちゃん助かるわー。どうか移らないでいてくれよ。