実際に送られてきたLINEを部署長に見せると……
私が所属していた部署の女性たちに理不尽な嫌がらせを繰り返してきた別の部署の主任の男について、その部署の課長に直訴し、二度と嫌がらせをさせないことに成功しました。
また、しつこくセクハラをしてきた直属の上司については、実際に送られてきたLINEメッセージを部署の所属長に見せ、「働きづらいので今後一切のプライベートな連絡と、体を触るのをやめさせてください」と依頼しました。所属長は「うわー、これはキモいな。わかった言っとくな。ごめんな」と快諾してくれ、厳重注意をしてくれたそうで、それ以降セクハラをされたり、連絡がきたりすることはなくなりました。
「先輩や上司は無条件に尊敬できる存在ではない」ことを知り、「万が一危害を加えられた場合は、積極的に相手の悪行をバラしていく」ことを徹底するだけで、社会人1年目で起こりうる大体の人間関係トラブルは解決するのではないでしょうか。
とはいえ、仕事も覚えないうちから戦闘力だけやたらと高い「モンスター新人」になってしまうと社内で嫌われてしまうかもしれないので、まずは真面目に仕事に取り組み、同期との友情を育み、頼れる先輩には心を開いて、気楽に社会人生活をスタートさせてみてください。運が良ければトラブルに巻き込まれたり、悪い大人たちに出会わずに楽しく仕事ができるかもしれません。
どうか快適な社会人生活をお楽しみください
「理不尽な大人を社会的に殺す」ライフハックはあくまで最終兵器です。まずは良好な人間関係の構築を意識して、優しい世界を作ることから始めましょう。
これから先色々なことがあると思いますが、もうどうしようもなく嫌になって5ヵ月で仕事を辞めても、死ぬことはありません。むしろブラック企業で疲弊している方が死ぬ確率は圧倒的に高くなるので、働いていて「あれ?」と思うことがあったら、積極的に周りに相談してみることをオススメします。
あと「会社員はクソ! 会社辞めてフリーランスで生きていけ!」みたいなことを言う大人の言葉は信じてはいけません。会社員もフリーランスも、メリット・デメリットがあるので、しっかり自分に合った働き方を見極めることが大事です。
改めまして、新入社員のみなさん、ご入社おめでとうございます。老婆心ながら、万が一社会人生活でつまずいたときには、この記事に書かれてあることを思い出してもらえると幸いです。
どうか快適な社会人生活をお楽しみください。