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2019/04/16

genre : ライフ, グルメ

「やきとりそば」「さば缶そば」……自作メニューも楽しみたい

 すると、三澤さんは「うちはそば・うどんに、お好み天丼とか、半ソースカツ丼とか、いろいろなメニューを組み合わせて楽しめるようにしています」と教えてくれた。アレンジできて楽しいとお客さんに好評なのだという。

 例えば「お好み天丼」は、まずご飯(大か小)を注文して、どんつゆをお好みでかけて、カウンターに並ぶ天ぷらを自由に選んで完成させるという一品である。

 そこで、ご飯(小)にかき揚げ天とイカ天で「お好み天丼」を注文してみたのだが、自作の工程がなかなか楽しい。しかも予想以上にうまいのだ。キリッとしたどんつゆに、ご飯もうまい。

「お好み天丼」のできあがり。その時の天ぷらでアレンジできるのが楽しい

 翌週の夕方6時過ぎにもう一度「みさわ」を訪ねてみた。すると、若い女性客の仲間やクリエイターのような人たちが三々五々、立ち飲みを楽しんでいた。そばを食べてサクッと帰る若者もいた。三澤店主は忙しい中でも、何か楽しそうにソフトな接客を淡々とこなしていた。夜はつまみのメニューとして、やきとりなども販売していた。「やきとりそば」も作ることができるとふと思った。缶詰もあるから「さば缶そば」も自作可能だ。「みさわ」には限りない自作メニュー誕生の可能性があるわけだ。そう思うとなんだか楽しい。

 脱コンビニ後はこのゆるい世界なのかと少し納得したわけである。テレビCMじゃないが「なるほどな……」とつぶやいて「みさわ」をあとにした。また行こうと思う。

夜の「みさわ」もふつふつと人気上昇中のようだ

写真=坂崎仁紀/文藝春秋

INFORMATION

みさわ
東京都渋谷区神泉町9-6
営業時間 月~金   8:00~22:00
定休日 土・日・祝

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