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新サービス「NHKプラス」は放送を“テレビの前”から解放する【使い勝手を徹底解説】

「朝ドラ」「大河」も見逃し再生可能。SNSでシェアも可能

2020/03/02

source : 週刊文春デジタル

genre : ニュース, テレビ・ラジオ, 社会

 3月1日から、NHKのネットによる地上波同時視聴サービス「NHKプラス」がスタートした。「試行的にスタート」であり、正式サービスは4月1日からとされているが、実質的なサービス開始といっていい。

 その利用方法や使い勝手、価値について、改めて解説してみたい。なお、写真は映像の権利の問題もあり、一部を除き、2月末に記者向けに開催された「サービス体験会」で公開されたものを使っている。だが、大きな違いはないことを実サービスで確認しているし、サービス登録などに関する画面は、実サービスのものを利用している。

NHKプラスのアプリ。アプリの利用は無料で、利用対象は「NHK地上波の受信契約者」だ

追加負担はなしで利用可能

 まず、基本的なところからおさらいしよう。「NHKプラス」は、NHKの地上波放送の付帯的サービスで提供されるネット向けサービスだ。利用には「NHKプラスID」の登録が地上波の「付帯的サービス」という建て付けなので、サービスの利用対象者は、NHKの受信契約者、すなわち、「地上波の受信料を支払っている人」という扱いになる。サービスを利用する上での追加料金は発生しない。NHKの受信料を支払っているなら、実質無料で使える、と考えていい。そもそも、NHKの受信料契約は「世帯単位」なので、家族がひとりひとり契約する必要はない。

 利用には「NHKプラスID」への登録が必要になる。このID登録には、NHKの受信料契約が必要になる。というか、「NHKへ支払っている世帯主の住所と名前」が必要になるのだ。支払いのための登録されている名前と住所がNHK側でマッチングされ、IDが発行される仕組みになっている。サービスを利用する家族が「同じ1つのNHKプラスIDとパスワード」を共有し、各自スマホアプリやPCサイトから入力して使う、という形になる。

 難しい話になったので、その辺の具体的なやり方は後回しにしよう。

 では、どう視聴すればいいのか?