「わたくし木下は3月15日をもって松竹芸能を退所する事となりました」
お笑いコンビ、TKOの木下隆行(48)が3月5日、ツイッターで突如退所宣言。芸能デスクが解説する。
「相方の木本武宏(48)は残留、コンビは解散しないという不自然なもの。所属事務所はマスコミの取材に対し、本人が『会社や芸人仲間に迷惑をかけた』と退所を申し出たとしているが、実情は事務所の判断による“契約不更新”ではないか。これまでの貢献に対する温情で、自主退所という形にしたのでしょう」
背景にあるのは木下の“悪行”だ。本誌が昨年10月に報じた、事務所の同僚、よゐこ・濱口優(48)の結婚パーティーを巡る疑惑。木下は後輩たちから会費を徴収したものの支払ったのは濱口。しかし木下は会費を返さず、それを追及した後輩にペットボトルを投げつけた。このことで事務所は木下を厳重注意。
「他にも後輩芸人へのパワハラ行為の数々が取り沙汰された。事務所はBSと関西のラジオのレギュラーだけ継続。東京の仕事は入れず、経過を見ていた」(同前)
しかし結局、退所に至ったのは、昨今の芸人スキャンダルが影響していると在阪芸能記者は指摘する。
「ライバルの吉本興業が昨年、宮迫博之の闇営業問題に端を発し契約問題などが噴出、大ダメージを負った。笑福亭鶴瓶、よゐこ、ますだおかだなど温和なイメージのタレントを揃え独自の存在感を放つ松竹芸能にとって、パワハラや金銭問題は絶対にNGなのです」