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(現在の容疑以外に)5、6件の余罪は出ており固められる。第一の矢、第二の矢……と撃っていって、最後は当然、殺人に持っていく。まだまだ時間はかかるだろう。あんまり長いと裁判所が認めないだろうから、それに従えば(余罪は)最高5件まで。どんなに完黙を続けても、ここまでくるとたいてい落ちる。涙も流してうたう(自供する)んじゃないか」(3月19日)

「松永、緒方は依然、完黙と聞いている。緒方は『雑談に応じるようになった』という話も聞くが、まったくダメ。緒方は鬼畜だ。最近になって『供述は見込めないんじゃないか』という話にもなっており、それに備えて、なんでもいいから物証を得るという心構えだ」(3月20日)

「松永、緒方とも依然、落ちない。松永は雑談に応じているものの、のらりくらり。緒方も完全黙秘は変わっていないようだ。

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「子どもに愛情がないんだよ」

 捜査員のひとりは『緒方は結局、自分のことしか考えてないんだろう。子どもに愛情がないんだよ。上の子供は普通なら小学3年。これから勉強で友だちのレベルまで追いつくのは相当な苦労が必要だよ。かわいそう』と話している」(3月20日)

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「両容疑者とも黙秘。取り調べは本部一課特捜がしており、彼らもプライドがある。絶対に落とす、と言っているものの、難しいようだ。長期戦になるのは必至。すぐに動くような話はまったく入ってこない」(3月21日)

「緒方の(取り)調べ官はいずれも一課。うちひとりは40代の女性警官で警部補。もうひとりの調べ官も同じく40代の男で警部補。調べの役割分担は女性警官が厳しく、男がへらへらと、というふうに分けている。いまのところ、“激しく”調べることまではしていないようだ。毎日夜10時半頃まで調べているが、緒方が落ちそうな気配はないとのこと」(3月22日)

「松永、緒方の供述に変化なし」(3月23日)

「松永、緒方の供述について『変わった』との報告はきていない」(3月24日)

「松永、緒方の供述に変化はない」(3月25日)

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「緒方は調べ室では法律書を読みながら堂々としていると聞いている。(一部メディアが報じた)〈否認の供述を始めた〉というのは、(捜査)幹部のリークではないか。新聞を被疑者に見せて動揺させるやり方だろう。よくやる手だ」(3月25日)