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まずは「ぎょうざの満洲」業務用冷凍生ぎょうざから

 ただ、ひとつだけ出来ないのが料理だ。いや、出来ないのではなく、やろうとしていない。これでも結婚する前は、GLOBALの包丁や柳宗理のボールセットを買ってやる気満々だったのだがそこで終わった。かねてからやりたいなぁとは思っているのだが、妻がやってくれているので甘えてしまっている状態だ。だが、2歳半の子供がいて妻も俺もお互いにバタバタしているからこそ、新型コロナによる外出自粛や保育園への登園自粛などでなおさらバタバタしているからこそ、俺も料理をして“家の回り”を良くしたほうがいいに決まっている。

クッキングパパ』1巻

 それに子供にとっても、父親の料理は嬉しいはずなのだ。俺の父親は家事を一切しない男だったが、一度だけ料理をしたことがあった。母親が数日間だけ入院することになり、父親が米を炊き、味噌汁を作り、アジの開きを焼いて、幼かった俺と妹に食わせてくれた。とりたてて美味かった記憶はないが、父親がそれなりに懸命になってメシを作ってくれたことがたまらなく嬉しかったことは記憶にある。

 というわけで、チェンジングパパ。まずは手慣らしにと「ぎょうざの満洲」で売っている業務用冷凍生ぎょうざや「味の素ギョーザ」を焼いては妻子に振る舞っている。ここからワンステップ進むべく、今度は神レシピに目を向けて「クッキングパパ」を読み直してみたい。

「ぎょうざの満洲」で「業務用冷凍生ぎょうざ」を買ってきた