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わかりやすく説明されている必読記事

2) 忽那賢志医師のYahoo!ニュース個人

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/

 同じく、感染症の専門家で、積極的に発信も行っている忽那賢志医師のYahoo!ニュース個人の記事は、多くの医師が読んでいる。

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 連休直前の4月29日に書かれた記事では、東京の「医療崩壊」危機が回避され、やや余裕ができたが、病院内のマスクやガウンなどの物資がまだまだ足りないことが伝えられている。また、積極的介入を行って感染者を減らし、その後も持続的介入により感染者を低い水準に保つことを、外国の研究者から引用した「ハンマー アンド ダンス」という言葉を用いてわかりやすく説明している。

忽那賢志医師 ©榎本麻美/文藝春秋

 コロナ治療薬候補についても、適切な時期に速やかに説明記事が出るので必読だ。5月2日には、早期承認が見込まれるレムデシビルが本当に効果があるのかについて、科学的見地から論じている(5月7日に承認された)。

3) 「コロナ専門家有志の会」の発信

https://note.stopcovid19.jp

 政府の専門家会議にも所属する専門家らが、有志で発信しているnoteのページがあるので紹介したい。医療者向けというよりは一般向けの情報が多いが、わかりやすく、現在の方針を理解することができる。

 最近の重要な発信は、4月29日の「PCR検査で陰性証明はできません」というものだ。「PCR検査陰性」は、必ずしも「感染していない」ことを証明できない。これまでもいくつかのメディアが伝えてきた事実だが、なかなか理解されにくく、繰り返し伝えるべきテーマと思われる。

 同サイトの中には、「管理職の方に知ってほしい4つのポイント」の解説があり、非常に重要だ。

「コロナ専門家有志の会」noteより

 なお、楽天のPCRキットが法人向けに発売されるというニュースがあり、会社でも、PCR検査の陰性証明を求める動きが加速する懸念があったが、キットの販売は保留になっているようだ。

 以上、自分の周囲の医師たちが参照しているサイトや、見るポイントについても書いたが、一般の皆さんも、ぜひ参考にしてほしい。