そのとき、最初に彼らから過去の件についてのお詫びがありました。「過ちを踏まえたうえで、ツイッター社の活動に寄り添い、ツイッター社の思いを広めたい」ということだったのでお受けしました。
彼らがポリシーに反したら、即座にアカウントを停止する
あたりまえですが、青年会議所の過ちを擁護することは決してありません。もし仮に彼らがツイッターのポリシーに反したことを発信したら、即座にアカウントを停止します。
ただ「パートナーシップ」と言ってしまったことで、ツイッター社が青年会議所の過去に目をつぶって、彼らの活動を擁護しているように映ってしまった。「もし彼らがポリシー違反をしても、ツイッターは目をつぶるのだろう」と思われてしまった。でも、そのようなことはまったくありません。
青年会議所は任期のある組織です。よって、過去に過ちを犯した人と、今の幹部の方々が思いを一致させているわけではないと思っています。もし彼らがそういう思いを継承したまま、ぼくらの活動につながろうとしていたなら、正直ぼくらからすると「まったくの想定外」というくらいに思います。
彼らが過去の過ちを反省して「こういうサービスをきちんと使う方法を学んでいきたい。それを青少年へ広げていきたい」という思いを持っていた。それを受けて、われわれは「じゃあお手伝いをしましょう」ということになったわけです。
「実はそんなの嘘ですよ」「そういうふうに飾っておいて、過去と同じような活動をしていくつもりでした」と言われたら、それはわれわれの意図とは真逆のものです。
ぼくらの発信のしかたによって誤解を招いたことは反省していますが、活動の意図は決して間違っていないと思っています。
いろんな意見があるのがツイッターの世界
この件だけではなく、ヘイトスピーチなどに関しても「何が正しくて、何が正しくないのか」「どこに線引きをすべきなのか」ということについては「解がない」と思っています。そのような「解がない」ことに関して議論に加わることは控えたいのです。