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達人がたどり着いた「プラレール線形幾何学」の極意とは

達人がたどり着いた「プラレール線形幾何学」の極意とは

プラレール達人に聞く #2:空転さん

2020/05/31
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プラレール達人の「片付け」を聞いてみた

 プラレールの達人の話を聞いて、もういちどプラレールで遊んでみたくなった。そして子どもの頃に楽しく遊んだことを思い出す。同時に、私が子どもの頃は、好き放題に線路を延ばして収拾が付かなくなり、片付けないで親に叱られたことも思い出した。そうだ。プラレールの思い出は「楽しい」と「叱られる」でワンセットだった。プラレール達人のお二人は、どのように片付けているだろう。

松岡 収納ケースを買って、車両、レール、橋脚、駅、などに分けて収納しています。そのケースの容量を超えないようにしています。

空転 普段から百円ショップやホームセンターで、車両やレールの長さを基準にシンデレラフィットのケースを探していますが、なかなか出会えません。運転会で使う大量の資材は、ホームセンターで売っている衣裳ケースに種類ごとにギッチリ詰めて使っています。ブロック橋脚なんかは互い違いに入れると、かなり詰めて収納することができます。

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 息子用のプラレールは、ニトリの壁面収納の引き出しに入れています。これは買うとき狙ったわけではなかったのですが車両にピッタリでした。最近ジワジワ車両やレールが増えているので、そろそろ容量が足りなくなってきました(笑)。

3両編成がピッタリ合う引き出し(提供 空転さん)
同じパーツで揃えると片付く(提供 空転さん)

 

衣裳ケースいっぱいの橋脚。立体レイアウトに欠かせない(提供 空転さん)

 お二人とも収納ケース、衣裳ケースを活用されている様子。キャスター付きなら重くても移動しやすいし、運転会に向けて車に積むときに持ちやすい。松岡氏からは「ケースの容量を超えない」、空転さんからは「種類ごとに」という教訓をいただいた。

 レイアウト計画から片付けまで、おうちで楽しく遊ぼう。

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