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「#きょうのタンタン」を発信しているのは

 新型コロナで休園している間、タンタンの様子を知る手段として、人気を集めていたのがツイッターだ。再開した現在も、毎日発信されている。食べたり、寝たり、タンタンの日常がうかがえる「#きょうのタンタン」。これは誰が発信していたのだろうか。

「ツイッターは、主にぼくが担当させてもらってます」と梅元さん。「梅元君が休みの日だけ、ぼくや事務所の広報の人が担当していました。でも、ほぼ梅元君が一人でやっているようなものやね」と吉田さん。

「#きょうのタンタン」には、タンタンのあられもない寝姿や、おいしそうに竹を食べる姿などが、多いときで、1日5回から6回アップされている。

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油断しきった姿が魅力の「#きょうのタンタン」


「いまはコロナの関係で、動物園に来たいけど、来られないという人が大勢います。ですので、遠方の方にも、リアルなタンタンを見て欲しいと思って始めました」と、梅元さん。なるべく回数を、多くアップするようにしているのだという。

「いつものタンタンの様子がわかるように、食べているところや、寝ている姿などの日常の姿をメインに、アップしています。つぶやく回数が多いので、内容が同じにならないように、気をつけていますね。文章もちょっと面白くしたいなと思って、タグなどをいろいろ工夫しているんです」と話す。(同前)

 梅元さんが付けるタグは、ほほえむような表情の写真につけられた「#あなたが笑うとぼくもうれしい」や、カメラの方へ寄ってくる動画に添えられた「#おねだりなこの子」など、近くにいるからこそ書ける、タンタンへの愛にあふれたものが多い。

ツイートにつけられた、タグも魅力のひとつ


「タンタンのファンの方々にも、喜んでいただけているみたいで、だんだんハードルが上がって来ています」と、梅元さんが笑う。ツイートにはファンからの感謝や、タンタンへのメッセージのコメントも、たくさんついている。

 さらに「今日のタンタンをやりはじめてから、タンタンっていう名前が、ちょっと身についたかな」と梅元さん。一体、どういうことだろうか。

「実は、ぼくらはタンタンのことを、中国名のソウソウ(爽爽)って呼んでるんです」と、横から吉田さんが補足してくれた。タンタンとは、日本に来たときに一般公募で付けられた愛称で、もともとの名前は「爽爽」。中国語ではシュワンシュワンと読むのだが、吉田さんいわく「むずかしくて言えなかったから、ソウソウと呼んでいる」とのこと。

ガードマンさんからタンタンへのメッセージ


「ソウソウって呼んだ方が、よく反応するかな。ガードマンのおっちゃんも、ソウソウって呼んでるよね」と梅元さん。吉田さんは「中国では、シュワンシュワン(爽爽)で登録されているので、中国に帰ったら、シュワンシュワン(爽爽)と呼ばれるんじゃないかな」と話す。

 タンタンの名前が、一般公募で決まったのは知っていたが、まさか愛称だったとは……。