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米軍基地のクラスター発生源? 沖縄ビーチで「三密」イベントのらんちき騒ぎ

主催者は「アベノマスク」を皮肉るインスタ投稿

2020/07/16

「まるで生理用ナプキンみたいなシロモノだ。ありがとうアベ(Shit look like pad for women's menstruation. Thanks Abe)」

 6月12日、写真投稿アプリ「インスタグラム」に投稿された動画に添えられたコメントだ。動画では、ドレッドヘアにひげ面のアフリカ系男性が市販の医療用マスクよりも小ぶりな白いマスクを身につけて笑っている。

アベノマスクを皮肉る投稿(主催者男性のインスタグラムより)

実に皮肉たっぷりなインスタ投稿

 男性が身につけるのは、いわゆる「アベノマスク」である。新型コロナウイルス対策として、安倍晋三政権が全国民に配布したガーゼ製の布マスクだったが、「もっと先にやるべきことがあるのではないか」などと非難が相次いだほか、異物混入による回収騒ぎや事業の受注先の選定についても疑惑が浮上するなど、いわくつきのアイテムだ。

 こうした事情を知っているのか、「アベノマスク」について実に皮肉たっぷりなインスタ投稿をしたのは、沖縄在住の米国人男性だ。

 実はこの男性、米軍基地内での大規模な新型コロナ感染拡大が明らかとなり、「流行の第二波」への警戒感が急速に高まっている沖縄で渦中の存在となっている。

「『米軍基地内でクラスター(集団感染)が発生した疑いがある』との情報が浮上したのは7月10日ごろのことでした。米軍基地で働く軍雇用員らの間で噂が広がり、11日になって米軍が『米軍人、軍属など63人に陽性疑い』などと関係者にメールで注意喚起して一気に情報が広がった。その日のうちに県が会見を開き、米軍基地で複数の感染者が確認されたと正式に発表したのです」(地元関係者)

 その後、米軍基地内での感染は日を追うごとに拡大し、7月15日時点で136人に達した。感染者の分布も県内の基地各所に広がっており、県北部の金武町、宜野座村など4自治体にまたがる「キャンプ・ハンセン」、県中部の極東最大規模の「嘉手納基地」、同じく中部の「普天間飛行場」、「キャンプ・マクトリアス」、「キャンプ・キンザー」で感染者が確認されている。

大音量のダンスミュージックが流れる屋外イベント

 在沖米海兵隊も、7月15日までに数十人規模の感染者が確認されている「普天間飛行場」と「キャンプ・ハンセン」でクラスターが発生しているとの見解を示した。沖縄に赴任する兵士へのPCR検査を徹底していなかったことが原因の一つとみられている。

 このクラスターとの関連が囁かれているのが、6月から7月にかけて米軍基地内外で開かれ、米軍関係者ら数百人が参加したとみられる野外イベントだ。

6月13日に普天間飛行場に近い中城村で行われた「ビーチBBQ」のフライヤー