今年もはじまりました。文春野球コミッショナーだよりの時間です。

 こんにちは。コミッショナーの村瀬です。今年はコロナ延期によるコラム延期とか、いろんなことがありましたが、どうにか開幕して1カ月が経ちました。文春野球も4年目となりましたが、今年も変わらず熱戦が続いております。

 それでは今月のおしながきです。

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1、文春野球コラムペナントレース2020開幕
2、月間最優秀コラム・ベストゲーム発表
3、6・7月期 個人タイトル発表
4、文春野球フレッシュオールスター2020締め切り迫る
5、8月9日 文春野球学校が1周年を迎えました

1、文春野球コラムペナントレース2020開幕

 今年はコロナによる開幕延期のため3カ月遅れとなってしまいましたが、6月19日のプロ野球開幕に合わせて、文春野球コラムペナントレース2020も開幕しました。開幕戦は例年通り6試合が同時に行われ、1年間にわたる文系野球の熱い戦いの幕が切って落とされました。今年は順位決定方式がHIT数から勝敗数に変更となった初めての年。開幕から1カ月半、7月31日までにセ・パともに7試合が消化された時点での順位は以下の通りとなっております。

▼セ・リーグ順位(8月3日/7試合終了時点)
1位 横浜     6勝1敗
2位 ヤクルト   5勝2敗
3位 広島     4勝3敗
4位 阪神     3勝4敗
5位 中日     2勝5敗
6位 巨人     1勝6敗

▼パ・リーグ順位(8月3日/7試合終了時点)
1位 日本ハム   7勝0敗
2位 ソフトバンク 5勝2敗
3位 千葉ロッテ  4勝3敗
4位 オリックス  3勝4敗
5位 埼玉西武   2勝5敗
6位 東北楽天   0勝7敗

 尚、近日文春野球のHPに、知りたい時にすぐ順位やゲーム差の確認ができる最新型ミラクル順位表が設置されますので、そちらもお楽しみに! カミングスーン!

2、月間最優秀コラム・ベストゲーム発表

◆6・7月期 最優秀コラム賞

7月16日「私と父と高橋慶彦――初めて野球選手としての父を見た日のこと」
広島東洋カープ 高橋雛子

 現在は声優などでご活躍されている高橋雛子さんのデビュー戦原稿が今月の最優秀コラムとなりました。父である赤ヘルのレジェンド高橋慶彦氏の姿を、娘の視点からみた普段の野球選手ではない父親と、OBオールスターゲームではじめて知ることになるカープの高橋慶彦。朴訥な筆致ながら感情がよく伝わる秀逸さ。飾りのないラストの言葉は多くのカープファンを泣かせました。

 今月は開幕月ということで力作揃い。他にも候補作品がいくつか上がりました。なかでも試合に敗れながらも、健闘を果たした高崎卓馬(巨人)「僕らはずっと、高橋由伸を失ったままなのか」(7月28日)、トリプルファイヤー吉田靖直(広島)「2016年6月、広島カープの鈴木誠也が起こした奇跡と、私の1万3000円の行方」(7月9日)の2作は名コラムと呼ばれて然るべき作品。選考はもつれましたが、最後には全員一致で高橋雛子さんに軍配が上がりました。

◆6・7月期 ベストゲーム

7月5日 オリックス・バファローズ(須田鷹雄) 1713 ― 1521 埼玉西武ライオンズ(長谷川嘉宣)

 両チームとも今シーズン初登場の選手による、力の入ったコラムはどちらに転ぶか分からないシーソーゲームの末、試合終了となる24時間時点では須田鷹雄さんの勝利。しかしその後もHITは伸び続け長谷川さんが逆転。また須田さんが逆転してを繰り返し、8月12日現在では700HIT以上を加算し、2280-2121で長谷川さんがリード。戦いは終わらない今シーズン最初のベストゲームです。

3、6・7月期 個人タイトル発表

 続いて今年もやってきましたお楽しみ! 個人タイトル3部門の発表です。2020年度の文春野球コラムペナントレースには、以下の個人タイトルが用意されてございます。

【個人タイトル】

・最優秀コラム(月間・年間)
 HIT数は関係なく、最も優れていたコラム。別名MVP。毎月審査委員会が開かれ、シーズン終了後には年間最優秀が選ばれます。

・ベストゲーム(月間)
 その月にもっともエキサイティングな対戦となったゲーム。

・首位打者(年間)
 首位打者の目安になる打率の数字は、閲覧した数(PV数)のうち何人がHITボタンを押したかによって算出されます。

・本塁打王(年間)
 本塁打は1本のコラムで一番多くHITを稼いだ数です。飛距離みたいなものだとお考え下さい(1人1本のエントリーとなります)。測定値は24時間後のHIT数ではなく、測定日時点でのHIT数。最終的な本塁打王はペナント最終日までに一番HIT数を稼いだコラムに決定します。

・最多勝(年間)
 最多勝は対戦における個人の勝ち星です。(負け数は数えません)。

・新人王(年間)
 シーズン終了後、投票によって今年度の新人王が選ばれます。

 それでは、今月の3部門を発表しましょう。

◆6・7月期 首位打者

文春野球パ・リーグ打撃10傑(7月31日現在)
1位 .384 青空百景 (日本ハム)
2位 .368 斉藤こずゑ(日本ハム)
3位 .331 フモフモ編集長(埼玉西武)
4位 .273 堀口文宏(埼玉西武)
5位 .248 須田鷹雄(オリックス)
6位 .246 田尻耕太郎(ソフトバンク)
7位 .235 DOMI(オリックス)
8位 .215 えのきどいちろう(日本ハム)
9位 .190 長谷川嘉宣(埼玉西武)
10位.178 原愛梨(ソフトバンク)

文春野球セ・リーグ打撃10傑(7月31日現在)
1位 .429 遠藤修哉(ヤクルト)
2位 .386 三輪正義(ヤクルト)
3位 .378 長谷川晶一(ヤクルト)
4位 .356 ベイスターズおじさん(横浜DeNA)
5位 .304 菊田康彦(ヤクルト)
6位 .294 吉井祥博(横浜DeNA)
7位 .287 檜山靖洋(横浜DeNA)
8位 .246 西崎伸洋(横浜DeNA)
9位 .234 坂上俊次(広島)
10位.227 大山くまお(中日)

◆6・7月期 本塁打王

【パ・リーグ】
1位 2280 長谷川嘉宣(埼玉西武)
「代理人が教える、“優良外国人選手”と“ダメ外国人”を分ける条件」(7/5)
2位 2121 須田鷹雄(オリックス)
「最悪の状況でも大丈夫……オリックスファンが駆使する“心の野球護身術”」(7/5)
3位 1951 斉藤こずゑ(日本ハム)
「“あと1本”の西川遥輝選手 ファイターズの新キャプテンについていこう」(6/19)
4位 1788 えのきどいちろう(日本ハム)
「君は『杉谷拳士の1球』を見たか 野球は気持ちなんだ」(7/24)
5位 1421 堀口文宏(埼玉西武)
「西武・栗山巧と登場曲の謎 ずっとかけていなかったのに無観客試合で突然……」(7/18)

【セ・リーグ】
1位 4228 三輪正義(ヤクルト)
「寺島、清水、山崎……新人広報・三輪正義が考える、好調スワローズを支える若手の力」(7/21)
2位 2629 高橋雛子(広島)
「私と父と高橋慶彦――初めて野球選手としての父を見た日のこと」(7/16)
3位 2453 横田慎太郎(阪神)
「『誰かの力になりたい』元阪神・横田慎太郎が壮絶な闘病を語る理由」(7/2)
4位 2349 西澤千央(横浜DeNA)
「ラミレス監督を信じていいの?……DeNA倉本好きの人妻が抱える疑問と不安」(7/21)
5位 1996 西崎伸洋(横浜DeNA)
「乙坂、濱口、佐野……ベイスターズの一軍マネージャー“のぶマネ”が明かす『彼らの素顔』」(7/9)

◆6・7月期 勝利数

【パ・リーグ】
1位 えのきどいちろう(日本ハム)    3勝0敗
   梶原紀章(千葉ロッテ)      3勝3敗
3位 斉藤こずゑ(日本ハム)       2勝0敗
4位 青空百景(日本ハム)        1勝0敗
   冨永裕輔(ソフトバンク      1勝0敗
   原愛梨(ソフトバンク)      1勝0敗
   ノボせもん(ソフトバンク)    1勝0敗
   須田鷹雄(オリックス)      1勝0敗
   堀口文宏(埼玉西武)       1勝0敗
   田尻耕太郎(ソフトバンク)    1勝1敗
   上杉あずさ(ソフトバンク)    1勝1敗
   田中大貴(オリックス       1勝1敗
   木村幹 (オリックス)      1勝1敗
   フモフモ編集長(埼玉西武)    1勝1敗

【セ・リーグ】
1位 三輪正義(ヤクルト)        2勝0敗
   横田慎太郎(阪神)        2勝1敗
3位 遠藤修哉(ヤクルト)        1勝0敗
   長谷川晶一(ヤクルト)      1勝0敗
   高森勇旗(横浜DeNA)      1勝0敗
   黒田創(横浜DeNA)       1勝0敗
   ベイスターズおじさん(横浜DeNA)1勝0敗
   吉井祥博(横浜DeNA)      1勝0敗
   檜山靖洋(横浜DeNA)      1勝0敗
   西崎伸洋(横浜DeNA)      1勝0敗
   オギリマサホ(広島)       1勝0敗
   坂上俊次(広島)         1勝0敗
   高橋雛子(広島)         1勝0敗
   河合洋介(広島)         1勝0敗
   長尾隆広(中日)         1勝0敗
   笑福亭べ瓶(ヤクルト)      1勝1敗
   チャリコ遠藤(阪神)       1勝1敗
   カルロス矢吹(中日)       1勝1敗
   伊賀大介(巨人)         1勝3敗

 熾烈な個人タイトル争いの行方にもご注目ください。