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2019年M-1・全員インタビュー なぜ“神回”になったか

2020/08/23

桒山 僕もMCの今田(耕司)さんに一度、直接、言われたことがあります。「笑神籤が映ってない瞬間に、中の棒も入れ替えられてるんちゃうかって芸人の間で噂やで」って。心外なので、会場のなるべく映る場所にずっと置いておくようにしました。

――それで、笑神籤の箱もスケルトン化したわけですね。

桒山 そういう声をたくさん聞きましたが、あれ、デザインは変わってないんですよ。

――えっ? そうなんですか? みなさん言っていましたが。

2番手かまいたちのあとに、3番手の敗者復活枠で和牛が上がるというドラマティックな出番順だった ⒸM-1グランプリ事務局

桒山 2017年から笑神籤を導入してますが、ずっと同じデザインです。間違いありません。あまりにもみんなが言うので、知らないところで勝手に変わってたのかなと思ってしまいました。

――今田さんも、そのような話をしていませんでしたか?

桒山 今田さんが、本番で「まだ笑神籤ガチなの?みたいに疑っている人いますけど、これスケルトンですからね」みたいに言ってくれたんです。それでみんなも今回から見えるようになった、と勘違いされたのかもしれませんね。繰り返しになりますが、スケルトンなのはずっと同じです。

“2番手かまいたち”はまずいなと思った?

――でも、昨年のM-1の出番順は、演出だとしたら、ありえないですよね。2番目にかまいたちの名前が出たときは、内心、まずいなと思うものですか。

初出場組ばかりのなか、2番手で優勝候補のかまいたちが登場し660点を叩き出す ⒸM-1グランプリ事務局

桒山 それは無かったとは言えませんね。優勝候補は中盤から後半に出てもらった方がイベント的には盛り上がるので。でも、かまいたちさんがトップの可能性もあったわけですから。そこはいつもスタッフ一同腹を括っています。神のみぞ知る領域なので。

――テレビの方たちも、本能的に、ここに人の手を入れたら嘘になる、みたいなのはわかっていますよね。