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「気持ちよかったんですかね」と言わせてくれるなら

――「第8世代」は荒れてくると(笑)。芸人さんが情報番組やワイドショーのMC、コメンテーターとして活動するようになったことも影響がありそうです。

森田 本当にそうですね。だから、コメンテーターみたいなのは一生やらないと思います。オレ、(ハイヒール・)リンゴさんの関西の番組に1回出たんですけど、ニュースを斬っていくみたいな感じなんですよ。

 オレ、ゴシップが好きやから、スキャンダルも肯定側というか「え、いいと思うけどな」みたいなこと思っちゃうんですよ(笑)。ただ、表向きは「いや、ダメですよね~」とか言うことになるから、向いてないなと思いましたね。

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 後ろめたいことが一切なかったら出るかもしれないですけど、不倫がどうとかって言われても、相方のこともあるから「ダメですよ!」って真っすぐには言えないというか。不倫でも「気持ちよかったんですかね」くらいに言わせてくれる番組なら出たいですけど(笑)。

「さらば青春の光」の森田哲矢(左)と東ブクロ ©文藝春秋

――今って地方局でも、ネットで見られたりもしますからね。

森田 そうそう、今はどこ出ても炎上しかねないんですよ。動画として残るから。だから、オレらみたいなのは、ネットレベルのゴシップを読者として楽しんでるのが一番いいんですよ。「これ、ホンマかな?」「ホンマでええやろ」みたいな感じで楽しめればね(笑)。

――それが一番妥当ではありますね(笑)。現在の事務所で広告制作に取り組むなど、お笑い以外にも独自の活動をされているお二人ですが、今後の目標みたいなものはありますか?

森田 まぁマイナーチェンジみたいなものはあるでしょうけどね、ゴールデンの番組やるために(笑)。いや、実際は狙ってはないですけど、それぐらいに売れたらいいなって話です。まぁ当面は、自分たちなりの金の稼ぎ方で活動できたらいいなとは思いますね。

「さらば青春の光」の森田哲矢(左)と東ブクロ ©文藝春秋

東ブクロ YouTubeもそうですけど、自分たちなりのことをしながら、テレビには出続けたいなとは思います。まぁゴールデンの番組MCも目標ではありますけど、昔ほどではないですね。ゴールデンのMCやったら「売れたんやな」っていう意識はあるんですけど、今って“芸人の成功”みたいなものも変わってきてるんちゃうかなって思うので。とりあえず、テレビに出ながらご飯食べられたらええなって思ってますね。

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