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ロンブー・淳「『ヒプノシスマイク』、これは俺好きなアニメですね」 地上波番組の作り方に、革命を起こしたワケ

テレビ番組「田村淳のコンテンツHolic」より

2020/11/10
note

  知ってます! ヒプノシスマイクに出ている声優さんと、この前仕事しました。

※「ヒプノシスマイク」とは

2017年にスタートした、18人の声優達が様々なイケメンキャラクターになってラップを歌う音楽原作ラッププロジェクト。

CDには声優達が歌うラップ曲だけではなく、声優達のドラマトラックも収録され、ファンの心に刺さり瞬く間に認知された。

その後もコンサートや漫画化、さらに今年10月からはアニメがスタートされるなど、大人気ラップコンテンツになっている。

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-4th LIVE@オオサカ《Welcome to our Hood》 Blu-ray
©MBS

水野 ラップ好きの人たちに聞いたんですけど、最初はどうせ女性ウケの二次元コンテンツと思ってたんですって。だけど聞いてみると物凄くちゃんとラップが出来ている。声優さんだから声が聞きやすいんです。

 なるほどね。元々の声も音感もいいわけだから。

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水野 実は、Creepy Nutsの2人が曲を提供してるんですが、R-指定さんがラジオで「ここまで上手く歌われたら僕らの仕事が無くなります」って言っていました。

©MBS

 本職の人たちが「提供したい」ってなるのがすごいですよね。

水野 クオリティの高さが認められちゃったんですよ。

 すげー。超えてっちゃったんだな。

※ドラマ部分のストーリーの面白さも、ヒプマイの人気の理由の一つ。ストーリーの舞台は、武力による戦争が根絶された世界。そこでは、人を殺傷するすべての武器が製造禁止となっている。しかし、それでも争いがなくならない世界で、「ヒプノシスマイク」というマイクを使ったラップで戦う。

©MBS

 あー、なるほどー! 今までの「必殺技―!」みたいなのがラップになってるんすね。

水野 このキャラクターの職業とか年齢設定が、他の二次元系よりすごくバリエーションがあって、幅広い層の女性がファンなんですよ。

 俺がずっと手を出さなかった、「ラブライブ!サンシャイン!!」っていうアニメについて、「いいからとにかく触れてみろって」と天津の向に言われて、触れてみたら止まらなくなったっていう感覚に似てますね。これは俺好きなアニメですね。

水野 僕もキスマイの宮田くんに同じようなこと言われました。で、実はこのコンテンツ、「SNSが湧き立つ!地上波の作り方に革命を起こす配信コンテンツ」なんです。