キングオブコント覇者であり、現在ライブは即完の嵐。日本のコントシーンを牽引し続けるトリオ、東京03。NHK「コントの日」には初年度から主要メンバーとして出演し、流石の存在感を見せている。コントが好きで好きでしょうがない3人は、この番組にどんな思いを抱いているのか。劇団ひとりに続いて、「コントの日」連続インタビューの第2弾をお届けする。(全2回の1回目/#2へ続く)
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飯塚 めちゃめちゃ広いスタジオですね、ここ。
――NHKさんにインタビュー場所をお借りしたら、思ったより広くて、なんとなく端っこにテーブルをセッティングしてしまいました。
飯塚 あ、なるほどね。分かります、気持ち。
――しゃべりにくかったら申し訳ないです。
飯塚 いや、全然、全然。真ん中よりは全然こっちのほうが。
角田 真ん中は嫌だよね。
豊本 真ん中は嫌だよ。
――真ん中は嫌ですか。
飯塚 落ち着かないですね(笑)。
そんなにテレビでコント番組をやらせてもらったことがない
――先ほどまで角田さんと豊本さんは収録で、それぞれすごく特徴的な衣装を着こなしていました。
角田 豊本さん似合ってた。確かに。
――角田さんのピンクのスーツも、あれ着こなせるの、角田さんぐらいです。
角田 着こなしてしまってましたか(笑)。ちょっと面白くなってればいいなと思ったんですけど(笑)。
飯塚 ああ、そうか(笑)。
角田 はまっちゃってました?
――色々な役柄を今までコントの中で演じてこられたからか、やっぱり3人は何を着てもしっくりくるというか、着こなしてしまう。
飯塚 へえ。うれしいでしょ。
角田 うれしい。
飯塚 まんざらじゃない感じだよね、角田さんね。
角田 やっぱりね、言われるとね(笑)。
――今日収録していたコントでも思いましたが、「コントの日」のコントは内容もその見せ方も、尋常じゃないくらいに追求していますよね。
角田 すごかったですよね。
飯塚 僕ら自身そんなにテレビでコント番組をやらせてもらったことがなくて。『ウレロ』っていう、テレビ東京でやってたコント番組は、劇団ひとりとわれわれ東京03、バカリズム、早見あかりちゃんと、あれはチームでずっとやってたんですよね。「コントの日」のようなユニットでやるコント番組とはまたちょっと違うんですよ。