昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2020/11/23

source : 文藝春秋 digital

genre : エンタメ, 芸能, テレビ・ラジオ

――豊本さんの記憶に残る、思い出に残るコントはなんでしょう。

豊本 編集をするスナイパーみたいなネタ。ゴルゴ13風のキャラクターで、劇団ひとりがそれをやってて、映像の編集をやってくれる……消してほしい人物を消してくれるっていう。

 

――で、あの時消されたのが……。

角田 南スリです。南スリのロケ。

飯塚 南スリのロケ(笑)。

――ちょっと南スリさんが収録後に不祥事を起こしてしまい、仕方ないから画面から消すという。

角田 あれ箱根まで本当に行きましたからね。1日。

豊本 その時に、たぶん劇団ひとりが楽しくなっちゃってて、椅子のキャスターでスーッと滑りまくって、パソコンバーンって叩いたりして。で、劇団ひとりなりに決めポーズみたいなのを取るんですけど、目は決まってるのに、口笑っちゃってる。何回もそれをやり直させられてるっていうのが面白かったです。

たけしさんから聞いた「NHKのスタジオにお化けが出る」話

――たけしさんとは何かお話しされましたか。

飯塚 前回もコント1個だけ撮らせてもらったのかな。前室みたいなのがあって。みんなが座るようなところ。で、その時……あっ、2年前かな。サンドウィッチマンがいたかな。

角田 1回目だね。

飯塚 そうそう。その時に、NHKのスタジオにお化けが出るんだっていう話を聞きましたね、たけしさんから。これから笑わすっていう、コントを撮るっていう時に、なんでそんな話するんだって(笑)。

――03さんにとってたけしさんはどういう存在なんですか。

飯塚 たけしさんはちょっともう、雲の上の人。世代的には、ど真ん中で言ったらダウンタウンさんなんですよ。たけしさんはその上の方なので。俺、やっぱり2年前のたけしさんのコントで、恐怖の大王っていうコントがあって、あれが忘れられないんですよ。俺はそのコントには出てないんだけど、宙づりにされてるたけしさんを見学させてもらったんです。それがメチャクチャ神々しかったんですよね。

角田 上にいらっしゃったね……。

飯塚 上にいらっしゃる。それが、吊り下がってきて、池の中にボチャーンと。それを見てて、かっこいいなって。

 

角田 確かに。すごいよね。

飯塚 あの年齢でさ。

角田 ほんとに。確かにそう。

飯塚 自分たちがその年齢で宙づりにされてたらって考えると、すごくない?

――年齢もキャリアもすごいのに、コントでは宙づりにされる……。

飯塚 そう。バカなことをちゃんとやってくれる。かっこいいなと思いますね。

写真=榎本麻美/文藝春秋

この記事の写真(12枚)

+全表示

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

文藝春秋をフォロー
z