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「中国に夜逃げされました」新大久保の不動産オーナーが語る“ヤバすぎる”入居人事件簿

2020/11/24

 馬主と大家をやっている、新大久保在住のあらいちゅーです!

 馬主さんのなかには不動産オーナーが少なくないのですが、私の場合は不動産でお金持ちになれたから馬主になったのではなく、馬のエサ代を稼ぐために不動産投資をしているという切実な状況です。そのため手持ち物件はハイリスクハイリターンなものばかりで、例えば江戸川区にはツタだらけの戸建てを持っています。

©あらいちゅー
リフォームできれば魅力的になる(?)ハイリスクハイリターンな江戸川区の戸建て ©あらいちゅー

 投資エリアは23区内と横浜市内ですが、一軒目に取得したのは新大久保のワンルーム。15平米と狭いのですが、山手線の駅から徒歩2分という立地が魅力でした。家賃も7万2000円と比較的高く、滑り出しは順調だぞと思っていたのですが、新大久保の物件というだけあって、外国人の入居者さんが次々と事件を起こしてくれます…。

 というわけで今回は私が不動産投資家としてデビューした経緯と、早々にぶつかった金銭的に洒落にならないトラブルのお話です。

どうして「新大久保」のワンルームを選んだのか?

 苦労話の前に、はじめての投資物件として(比較的利回りの低い)ワンルームを選んだ理由を。なんといっても初心者なので、入居者募集の心配がない好立地物件が欲しいというのが第一の理由でした。そして火急の際にはすぐに現金化して逃げられるという流動性にも惹かれました。大家としての弱点をカバーしつつ損切りも最小限に出来るという、守備に重きをおいた選択ですね。

購入したマンションの外観 ©あらいちゅー

 不動産投資のポータルサイトから物件を探し、業者さんに問い合わせを入れ、指値をハネられたり、とんでもないクソ物件を断ったりしながら行き着いたのが、問題の新大久保のワンルーム。新耐震基準の1984年築、間取りは15平米、価格は770万円でお家賃は7万2000円、表面利回りは11%、諸経費を引いても8.7%あるという物件でした。