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マイケル・ジョーダンに例えられるリーダー・MAKO

 MAKOはNiziUのリーダーを務めている。彼女はNizi Projectが開始する前からすでにJYPエンターテインメントの練習生として韓国で生活しており、2年半以上トレーニングを積み重ねてきた。

MAKO(公式サイトより)

 MAKOの魅力はなんといってもストイックな姿勢と、その結果としての表現技術だ。JYPエンターテインメントの練習生になる前の中学2年生の頃から「To Doリスト」とその振り返りをノートに書き続けていて、自分自身の課題と向き合ってきた。ノートは今年の夏の時点ですでに49冊目に達している。

 そのような努力が実を結び、東京合宿のダンスレベルテストでパフォーマンスを披露した際には、J.Y. Parkに「オーディションを見て涙が出たのは初めて」、「歌手になる準備がすべて出来ている」とまで言わしめた。最終順位では堂々の1位を獲得している。

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 また、Nizi Project時代からチームミッションでは毎回リーダーを務め、悩んでいるメンバーに励ましの声をかけ、過去の経験を生かしてアドバイスをしてきた。メンバーのMAYUKAは、Nizi Project中にMAKOから言われた「MAYUKAはもっとできると思う」の一言で自分の殻が破れ、そのおかげでデビューメンバーに選ばれたとも語っている。

 その“リーダー力”は、J.Y. Parkから「MAKOさんがいるチームはいつもチームワークが良い」と評されるほどだ。「マツコ会議」(日本テレビ系)にJ.Y. Parkが出演した際には、MAKOについて「一番上手い人が一番頑張ると、そのチームはうまくいきます」と説明し、彼女はなんとマイケル・ジョーダンに例えられていた。

 私は企業内で採用や人材育成の仕事をしているが、これには全くの同感だ。NiziUメンバーがここまで成長できたのはJ.Y. Parkのおかげであることは間違いないが、実はMAKOがJ.Y. Parkの手が届かないところでメンバーの成長をサポートしていたことが大きかったように思う。

完璧のようにも思えるMAKOの天然エピソード

 そんな一見完璧のようにも思えるMAKOだが、メンバーからは「実は天然?」と思われてもいるようだ。

 Nizi Projectの共同生活ではメンバーたちが一緒に料理をすることがあったのだが、MAKOは他のメンバーが玉ねぎを切り始めただけで何の料理かわからないのに「美味しそう」と喜んだり、タクシーで運転手がカーナビと話しているのを自分が話しかけられたと勘違いして会話したりする(本人談:すべての言葉が自分にかけられていると思ってしまうことがある)など、お茶目な側面ものぞかせている。

 メンバーとしてはもちろん、NiziUを引っ張る明るいリーダーとしても今後の活躍が楽しみだ。

おさえておきたい動画はこちら
・初登場シーン
https://youtu.be/u2NIoVZHC4o?t=678
・東京合宿 ダンスレベルテスト
https://youtu.be/o3_3roCJ9OQ?t=1117

初登場シーン
東京合宿 ダンスレベルテスト