ピカイチの「演技力」で楽曲を表現するMAYA
Nizi Project参加前から、ダンスコンテストで入賞歴のあるMAYA。彼女の最大の魅力といえば、NiziUメンバーの中でもピカイチの「演技力」だろう。
地域オーディションで披露したSunmiの「24 hours」のパフォーマンスで、恋に落ちていく女性の気持ちになりきって、悩ましい気持ちや妖艶な表情やダンスを見せた。かと思えば、チームミッションで披露した「Swing Baby」では曲調に合わせて明るく力強い表情を見せるなど、楽曲を表現することに長けているのだ。
J.Y. ParkもNizi Projectの中で、何度もMAYAの演技力を評価している。
「一番大きい長所は、実際の実力よりもっと上手く見せられる能力です。実際には70~80点位だけど、90~100点のように思わせる能力があります。良いことです! 表情の演技、そして体の演技で実力をカバーします。歌う時、踊る時に、演技力がいかに大事なのかをMAYAさんが見せてくれています」
「すべての動作の裏に感情を込めている感じが本当にいいです。ダンスは感情表現なので、すべての動作の裏には感情があるべきなのですが、その点を理解していてよかったです」
また、Nizi Project本編ではないが、TWICEの「Dance The Night Away」のダンスカバー動画もあわせて見ると、彼女の魅力がひと目で分かる。浜辺で踊る妖精のような仕草、目つき、表情、指先まで含めた体の使い方……。MAYAの演技力が存分に発揮されているのだ。
面倒見のいい「お母さん的存在」
おじいちゃんが大好きで、愛情をたっぷりかけてもらって育ってきたMAYAは、グループ内では面倒見のいい「お母さん的存在」としても頼られている。温かく包容力のあるキャラクターからか、メンバーからの信頼が厚い。
半年間の韓国合宿中に親元を離れて寂しかったRIKUの相談に乗ったり、悩んでいるRIMAをハグして一緒に涙を流したりするなど、グループに欠かせない存在となっている。レッスンにおいてはMAKOがリーダーとして引っぱり、私生活においてはMAYAがお母さんとして支える役割分担なのかもしれない。
しかし実際は家族のなかでは末っ子。本人としてはこうした役回りを「新鮮で嬉しい」と語っている。
ちなみに、MAYAは料理がとても上手で、共同生活ではメンバーたちにオムライスやカルボナーラリゾットを作って振る舞うこともあった。こういう点も、お母さんと思われている理由の一つなのだろう。
おさえておきたい動画はこちら
・初登場シーン
https://youtu.be/3JGGtoCIwUc?t=576
・TWICEの「Dance The Night Away」のダンスカバー(動画開始時に中央にいる黒髪の女性)
https://www.youtube.com/watch?v=5CbOHRETxRE