56パーセントの人たちが「待つべき」
「文春オンライン」編集部が行ったアンケート調査で、56パーセントの人たちが、秋篠宮さまの言葉のように「多くの人が納得し喜んでくれている状況になるまで結婚を待つべきだ」と回答し、また、「どちらともいえない」と答えた人の中でも、大半が、この結婚について強い拒絶理由を書き記していたという。これは多くの国民の率直な感想だと考えるべきだろう。
2017年9月3日の婚約内定会見で眞子さまは次のように述べた。
「幼い頃より結婚をするときは、皇族の立場を離れるときである、という意識を持って過ごしてきました。その中で、天皇陛下をお助けし、自分なりにできる限り皇族としての仕事を大切に果たそうと努めるとともに、私自身の生活も大事にしてまいりました。(中略)たくさんの方々に助け、見守られ、様々な貴重な経験と多くの出会いに満ちた日々が送れましたことを、大変有り難く思っております」
このお言葉通り、結婚して皇籍を離れるその日まで、眞子さまは内親王であり続ける。天皇陛下を助けるという、とても大事な役目を担っている。また、皇族として公的な仕事を立派に務めるという、これもまた、重い役割があるのだ。
眞子さまをよく知る人物は「心配で、心配で……」
上皇ご夫妻の初めての孫として生まれた眞子さま。妹・佳子さま、弟・悠仁さま、それに従妹にあたる天皇、皇后両陛下の長女・愛子さまという上皇ご夫妻の孫世代の最年長者として、家族や周囲の人たちから愛情と期待を一身に集めて育った。眞子さまご自身も、こうした期待に見事に応えてきた。聡明でしっかり者の内親王として、立派に成長された。