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 それだけに、今回の結婚問題は、周囲の良識ある人たちを驚かせている。首をかしげる関係者は少なくない。眞子さまをよく知る人物は「心配で、心配で……」「眞子ちゃん、どうしちゃったのかしら」と、私にこっそり、悩みを打ち明けてくれたこともある。

 もちろん、混迷する結婚問題の責任は、自分の母親の金銭トラブルを速やかに解決し、金銭トラブルはもちろんのこと、結婚後の生活設計などについても、国民にきちんと丁寧に説明してこなかった小室圭氏にあるといってよい。

2017年9月3日、婚約内定記者会見での眞子さまと小室圭さん ©JMPA

小室氏も発言「内親王様をお迎えすることは、非常に責任が重い」

 前述の会見で、「内親王様をお迎えすることは、非常に責任が重いことと思い、真摯に受け止めております」と、はっきりと発言した小室氏だ。しかし、その後の彼の行動は、発言内容を裏切りかねないものだ。

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 今年11月13日、宮内庁は、「私たちにとっては、お互いこそが幸せな時も不幸せな時も寄り添い合えるかけがえのない存在であり、結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択です」とする、眞子さまが記したお二人の「お気持ち」の文書を公表した。しかし、「今後の予定等については、今の時点で具体的なものをお知らせすることは難しい状況です」「結婚に向けて、私たちそれぞれが自身の家族とも相談をしながら進んでまいりたいと思っております」と、書かれているだけで、結婚までの具体的な日程などについてはまったく触れられていなかった。

 眞子さまの結婚への強い思いは伝わってきたものの、説得力に乏しい内容だった。小室氏の影が薄い文章にとても驚いた。