1ページ目から読む
5/5ページ目
「多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを…」
理由のもう1つは、眞子さまと小室圭さんのご結婚問題の行方が定まらないことだ。同じく今年の誕生日を前にした会見で陛下は、「眞子内親王の結婚については、国民の間で様々な意見があることは私も承知しております。このことについては、眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」と述べた。
そして、「“多くの人が納得し喜んでくれる状況”には何が必要か」という、重ねての記者の問いには、「お答えは差し控えさせていただきたい」と述べるにとどまった。
2020年11月、眞子さまはお気持ちを公表した文書で、「天皇皇后両陛下と上皇上皇后両陛下が私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっている」と述べたが、いまだ世間の目は厳しい。皇嗣職関係者がこう嘆息する。
「進展はないようです。宮内庁側は眞子さまではなく、小室さんに金銭問題を説明するよう求めているものの、担当弁護士との意思疎通は十分とはいえないと聞いています」
雑誌等では、小室さんや、小室さんの母親の報道が依然として掲載され、関心は高い。
ただ、ある宮内庁関係者はこう耳打ちした。
「新型コロナの感染がある程度収まれば、年度内にも結婚に向けた動きが出てくる可能性もあります。ワクチン接種が広がった後、ある段階で見切りをつけて結婚の見通しなどを明かすことも、眞子さまと小室圭さんはお考えなのではないでしょうか」
うれしい報告ができるかどうか、推移を見守っている。