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自宅に置いておいたクレンジングが10日後には半量に

 B子さんは「今思えば怪しいことはいっぱいあったんですよね」と振り返った。

「優里くんの自宅の洗面台は、鏡の後ろに収納があるタイプなんです。そこにピンク色のクシやヘアアイロンが置いてありました。しかも洗面台の下にある収納には、ヘアアイロンが3種類もあったんです。太いものと細いもの、コテとストレートが一緒になったものでした。

 化粧水もハトムギ化粧水や大豆イソフラボンの化粧水など、複数ありました。ピンク色のクレンジングもあったのですが、自分のクレンジングが使いたかったので『置いていってもいい?』と聞いたんです。すると優里くんはちょっと間を置いた後、『わかった』と。優里くんも使っていいよと伝えてはいたのですが、10日後くらいに優里くんの家に行ったら、新品だったのに半分くらいに減っていたんです。優里くんは『俺、結構使っちゃった』と話していましたが、明らかに1人で使う量ではなかったんですよね」

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2月7日、優里の家のベランダで洗濯物を干す高木 撮影/細尾直人 ©文藝春秋

「友達の彼女の下着」という言い訳

 B子さんは、A子さん同様に女性用の下着も目撃している。その日、B子さんが優里の自宅を訪れるとベランダに干してあったのだという。

「YouTube撮影で人の出入りも多いだろうと思って気に留めていなかったのですが、優里くんは自分から『この前、友達と友達の彼女が家に来て、その彼女の下着を干している』と言い訳をしてきました。

 洗濯物を干す高木さんの姿も報じられていましたが、優里くんから『キッチン片づけてくれないの?』『彼女って家政婦なんでしょ?』と何回か言われたことがありました。優里くんからすると彼女が自宅の家事をすることは当然だと思っているんでしょうね」

 話をすることもなく破局した優里とB子さん。しかしB子さんは「報道で色々わかってよかった」という。

「優里くんのことは好きでしたけど、正直悲しくはありません。交際中のモヤモヤが晴れてよかったです。やっぱり嫌な奴だったんだなって(笑)」

優里(オフィシャルHPより)

 高木、A子さん、B子さんに“3股”をかけていた優里。A子さんとB子さんの証言からは、優里が女性へのアプローチや自然消滅に持っていくときの、手慣れたやり口が浮かび上がってきた。

「優里は女性を利用するのが上手いんですよ」

 そう語るのは、A子さんでもB子さんでもない。第4の女性だ——。(#3へ続く)

 2月27日21時~の「文春オンラインTV」では、本件記事について担当記者が詳しく解説する。

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