C子さんには優里への恋愛感情があった
「当時、優里は本当にお金がなくて、ずっと同じようなパーカーを着ていました。見かねたC子が『路上ライブやるなら、もっとマシな格好をしたほうがいいよ!』と、たびたび服を買い与えていた。原宿のセレクトショップでY-3などの高級ブランドの洋服や靴、アクセサリーなどを買ってあげていたようです。
優里が『お姉ちゃんに買ってもらった』とバレンシアガのキャップを被っていたこともありました。食事代なども含めると500万円近くは優里のために遣っていたと思います」(同前)
そんな様子をC子さんの友人は心配して見ていたという。
「同居当初、C子には優里に対して恋愛感情があったんです。傍から見ていると、優里はそのことに気付かないフリをしているように見えました。C子はそんな優里に『恋人ができたら言ってね。距離感とか気を付けるから』と伝えていました。優里は『彼女なんていないよ、女に興味ないし』と言っていたので、C子も安心したようでした。それでもプレゼントした服を優里が着てくれないと、『なんで着てくれないの!』と当たることもあって、見ていて痛々しかったです」(同前)
「バンドメンバーと住む」と言って、別の女性の家へ
そんな2人の同居生活は約半年で終わりを迎える。2017年9月、優里が「バンドメンバーと住むから」と、C子さんの家を出て行ったのだ。
「それでもC子と優里は仲が良く、週に1、2回は食事や買い物に行く関係が続いていました。でも、同居を解消してから、優里が見たことのない服を着ていることが増えていったんです。優里は『路上ライブをしていてファンからもらった』と話したようですが、どこまで本当なのか……。実は当時、優里はバンドメンバーではなく、他の女性と暮らしていたようなんです」(同前)
当時を状況を知る優里の知人は「(暮らしていたのは)ラウンジで出会ったD子さんのことだと思いますよ」と語る。
「優里はC子さんの機嫌を損ねないように『バンドメンバーと住む』とウソをついて、D子さんの家に転がり込んだんです。でもマジでお金がなかったから、D子さんにも食事を奢ってもらったりしていましたよ。面倒を見てくれるC子さんとの関係を切るわけにはいかないから、定期的に会うようにはしていたようです。