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専属マネージメント契約を結んだ2カ月後に退所した理由

――退所の2カ月前に行われた20年12月の吉本興業側との契約更新で、“退所”か“専属マネージメント契約”か迷った末に後者を選択したそうですね。なぜ、それからわずか2カ月で退所の道を選んだのですか。

「去年の12月の時は、僕は劇場に出ていないのでエージェント契約をする意味もなくて、マネージメント契約しても今まで通りの活動ができそうだなと思ったのでサインしました。そしたらオリラジが昨年12月に退所したんですよ。“うゎ、やってもうた”と思って。噂で、オリラジのYouTubeの問題が会社としっくりいっていないというのは少し聞いていたんですね。これはYouTubeのことも遅かれ早かれ会社との話し合いが僕のところにも来るなって思ったんですよ。そしたら年が明けた1月に会社とYouTubeの利率の話し合いになって。これが退所の理由ではないですけどきっかけにはなりました。

オリエンタルラジオのYouTube

 この時期、僕のYouTubeはほぼ休止状態。利益はほとんど出ていなかった。1月、2月の利率で言ったら何千円でした。ただ、その何千円が惜しかったわけではなくて……。YouTubeのプロモーションのために機材も整えたりしたのでそもそも赤字でしたし、そこからさらに会社に売り上げとしてある程度のお金を取られてしまうとなると厳しいなと思ったんです。YouTubeはあくまで自分の仕事のプロモーションなので大目に見てほしいなと思ったんですけど、吉本は大きい会社なので一人のわがままは許されないと思ったし、それがルールなので、『じゃあ僕は退所します』と会社に伝えました。50歳を前にもう一度イチから頑張ってみようと。その話を進めている時期に今度はキングコングの西野くんが辞めたんですよね。嫌なタイミングになってもうたなって。なんか波に乗ったみたいになってもうたなって。彼らとはレベルも話の内容も全然違うと思うのでね」

同期にだけは挨拶メールを送らなかった

――退所について、NSC11期生の同期の芸人には相談しましたか?

吉本興業退所をYouTubeで発表 ユウキロックのエンタメウェビナーより

「日付としては、僕は2月26日に退所して、翌日の27日にYouTubeで発表したんです。ただ、退所の挨拶のメールは、25日に、連絡先を知りうる限りの300人ぐらいの関係者にしました。ただ、同期にだけはしませんでした。同期ってそういうもんなんですよ。今年の2月24日、既に退所が決まっていた時期に僕が作家として担当している番組に中川家の剛に出てもらったんですよ。でも、そのときも剛には何も言わなかったです。僕は吉本に入って最初に先輩になった人が千原兄弟さんだったんですね。ジュニアさんに『退所致します』とメールを送ったら、返信がめちゃくちゃ早くて『こんな時代やから大変な事もあるやろうけど自由にやった方がええと思うわ。また何かあったらいつでも声かけてー』って書いてあって。それが嬉しかった。ジュニアさんは僕なんかを立ててくれるんですよ。後輩の僕に『声かけて―』なんて返してくれるのは本当に感謝しかありません」