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22位「コント55号のなんでそうなるの?」(日本テレビ系・1973~1976)

 浅草出身のコント55号が原点回帰を目指した番組です。当時のコント55号はアイドル的な存在で、浅草の松竹演芸場で行われた公開収録では、黄色い声援の中でコントに集中できないため、幕間にストリップを加えることで、女性や子供の観客を極力排除したと言います。この番組以降、萩本欽一も坂上二郎も単独の仕事が中心になりました。

22位「コント55号のなんでそうなるの?」に出演した坂上二郎(右)と萩本欽一(左隣)(1968年6月撮影) ©文藝春秋

「我が家は家族全員ジローさんファンでした。ジローさんの歌を聴くのが楽しみでした」(53・女性)

「漫才でもないコントを世に知らしめた斬新なバラエティ。ツッコミのジローさんと欽ちゃんの捌きの面白さに一日の疲れが癒された。行った事はないが、臨場感が有る浅草の演芸場に来ているような雰囲気を感じた」(70・男性)

「萩本欽一のおもしろさを存分に引き出す坂上二郎の存在の大きさを世間に知らしめたバラエティだった」(63・男性)

「子供の頃、正月に見て、テレビの前で死ぬんじゃないかと思うほど笑い転げたことを覚えている。これほど笑った番組はない」(56・男性)

「生まれる前の番組だが、再放送で観た。ファミリー向けのコメディアンだと思っていた欽ちゃんの、若いころの姿にびっくり。単なる善良なおじさんではなく、サディスティックでアナーキーでエキセントリックでストイックな人なのだと知った」(44・女性)

21位「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送・1988~放送中)

 地方発のバラエティ番組で唯一のランクインです。初代局長に上岡龍太郎(2代目・西田敏行、現在は3代目・松本人志)を迎え、視聴者から送られてきた依頼を探偵役のお笑い芸人が解決する番組。1991年に放送された人気企画「日本全国アホ・バカ分布図」は書籍にまとめられたほど話題に。関西では抜群の知名度がある番組ですが、東京では長年深夜に放映されるなど不遇をかこいました。

 地方発のバラエティ番組では他に「水曜どうでしょう」(北海道テレビ)、「たかじん胸いっぱい」(関西テレビ)などが票を集めましたが、ベスト30入りは叶いませんでした。

21位「探偵!ナイトスクープ」初代局長の上岡龍太郎 ©文藝春秋

「依頼人とのかけあいも面白く、自分も応募したいと思った」(37・女性)

「上岡龍太郎の司会期は、売れ始めの若手芸人と素人の視聴者とのナンセンスな掛け合いの妙が面白かった」(72・男性)

「関西に転勤になった30年前から見ているが、身近な話題で気持ちよく笑わせてくれる番組でいまだに欠かさず見ている。ほのぼのして安心してみていられるところもいい」(61・男性)

「馬鹿馬鹿しいと思える問題に各探偵がまじめに取り組み、歴代の局長が巧妙にまとめ上げる。さらに、歴代の素晴らしい美人秘書の存在も花を添えている」(83・男性)

「一般人のしょーもない要望に、探偵たちが頑張る姿が素敵。特に初代局長上岡龍太郎の時は角が立っていてとても面白かった」(59・男性)

「涙なしでは見られないのは『闇鍋』の回です。色々な人の人生を垣間見る事ができ、面白いです」(30・女性)

 
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