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バカ殿、ガキ使、欽どこ、めちゃイケ、アメトーーク!が大激戦!“地方発”のあの番組も【自分史上最高のバラエティ11〜30位】

バカ殿、ガキ使、欽どこ、めちゃイケ、アメトーーク!が大激戦!“地方発”のあの番組も【自分史上最高のバラエティ11〜30位】

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28位「うたばん」(TBS系・1996~2010)

 とんねるずの石橋貴明とSMAPの中居正広が司会を務めた音楽バラエティが28位にランクイン。石橋のトークは女性ゲストの時に激しさを増し、国民的アイドルだったモーニング娘。などが格好の餌食に。同じ時期に放送されていたダウンタウン司会の歌番組「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」(フジテレビ系)もベスト30入りは逃しましたが多くの票を集めました。

28位「うたばん」で司会を務めた石橋貴明 ©文藝春秋

「ELTのギターの伊藤一朗やモー娘。の保田圭など、それまで取り上げられなかったメンバーにも石橋貴明が注目することで、それぞれのグループが幅を広げた」(60・女性)

「歌手のまったく新しい消費の仕方だった。それも歌手にロケや演技をさせるのではなく、トークだけで実現していたのが凄い。中居くんの歌下手がネタになった」(31・女性)

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「モーニング娘。が出演するのが楽しみ」(29・女性)

「面白いときと面白くないときの差が大きかったが、悪のりがハマったときはおもしろかった」(46・男性)

「ゲストの方の日常が見られて、トークコーナーが楽しかった」(53・女性)

27位「欽ちゃんのドンとやってみよう!」(フジテレビ系・1975~1987)

「8時だョ!全員集合」と同じ土曜日午後8時に放送していた萩本欽一の人気番組。開始1年後には視聴率で“ドリフ越え”した時期も。ラジオ番組をテレビ化した番組で、視聴者から送られてくるハガキを元に「母と子の会話」「ああカンチガイ」などをテーマにしたコントで構成。1981年からは放送時間を月曜日午後9時に移し、第2シリーズ「欽ドン!良い子悪い子普通の子」がスタートしました。 (票数・放送年は「欽ドン!良い子悪い子普通の子」含む)

27位「欽ちゃんのドンとやってみよう! 」の萩本欽一 ©文藝春秋

「視聴者からのハガキが中心だったが、ハガキの内容がおもしろく、欽ちゃんの読み方もうまかった」(50・女性)

「はがきをよく投稿していました」(58・男性)

「良い子悪い子普通の子等の組み合わせの視聴者参加がとてもよかった」(66・男性) 

「視聴者のハガキで成り立ってるのが面白かった。特に中原理恵は芸達者だった。欽ちゃんの無茶振りが面白かった」(51・女性)

「中学生のころ、思春期で学校のこと、友達のことで悩みを抱えて鬱々としていたが、欽ドンを観ている間だけ、何も考えずに笑うことができた」(52・女性)