20位「志村けんのバカ殿様」(フジテレビ系・1986~2020)
志村けんが亡くなる2020年まで不定期に放送されていた長寿バラエティ番組です。元々は「全員集合」や「ドリフ大爆笑」で、バカ殿に扮した志村けんが、家老役のいかりや長介を翻弄するコントが出発点。腰元に歌手やグラビアアイドルなどを配し、番組開始当初は女性のヌードが盛り込まれたコントもあって、「子供に見せたくない番組」に常にランクインしていました。
「けんちゃんとダチョウ倶楽部のメンバーとの掛け合いは、大笑いさせてくれました」(71・男性)
「とにかくハチャメチャぶりがいいです。自分が、現実にはできないことを志村さんがやってくれて、嬉しいという感じでした」(69・女性)
「優香姫とのコントや研ナオコとのやりとりも面白かった」(72・男性)
「バカ殿様をもう一度見たかった」(29・男性)
「ショートショートのような劇の広がりの中で、コントストーリーを実現したバラエティ。志村けんファミリーの間を知り尽くした出演者の息がピッタリで、ドリフターズでの経験が発展したものだと思います」(67・男性)
「毎回いろんなゲストをむかえて、バカ殿が城を出て起こす様々な出来事があったり、バカ殿の可愛らしさやかっこよさがたくさんありました」(40・女性)
「すこしHで子供には困ったこともあったが面白い番組でした」(84・男性)
19位「夢であいましょう」(NHK・1961~1966)
テレビの草創期、60年代に毎週土曜日午後10時に生放送されていた音楽バラエティ番組が19位です。番組はテーマに沿ったショートコントと音楽で進行し、黒柳徹子や越路吹雪、渥美清などが出演。また、この番組から坂本九の「上を向いて歩こう」や梓みちよの「こんにちは赤ちゃん」などのヒット曲が生まれました。
「多感な青年時代に、ともすれば曇りがちだった心を温めてくれた素晴らしい番組で、常に次回を心待ちしていたのを今でもよく覚えております」(86・男性)
「初めてみたバラエティ番組。のちの大御所の若いはつらつとした行動がなつかしい」(72・男性)
「夢を見せてくれた初めての大人の番組。テレビそのものが新鮮だった時代に、ああ、大人になるのも素敵だなあと思わせてくれた」(82・女性)
「まだ子供でしたが親につられて夜頑張って見ていました。あの番組からのちのち大活躍されるような方々が続出した」(68・男性)
「バラエティの原点だと思います」(60・女性)
「初めて見たバラエティ。司会の中島弘子さんが渥美清さんの話術で笑い出すのが、楽しみでした。子供心に高級な番組だなと毎週見ていました」(72・女性)