文春オンライン
バカ殿、ガキ使、欽どこ、めちゃイケ、アメトーーク!が大激戦!“地方発”のあの番組も【自分史上最高のバラエティ11〜30位】

バカ殿、ガキ使、欽どこ、めちゃイケ、アメトーーク!が大激戦!“地方発”のあの番組も【自分史上最高のバラエティ11〜30位】

note

20位「志村けんのバカ殿様」(フジテレビ系・1986~2020)

 志村けんが亡くなる2020年まで不定期に放送されていた長寿バラエティ番組です。元々は「全員集合」や「ドリフ大爆笑」で、バカ殿に扮した志村けんが、家老役のいかりや長介を翻弄するコントが出発点。腰元に歌手やグラビアアイドルなどを配し、番組開始当初は女性のヌードが盛り込まれたコントもあって、「子供に見せたくない番組」に常にランクインしていました。

19位「志村けんのバカ殿様」の出演者たち(2008年撮影) ©時事通信社

「けんちゃんとダチョウ倶楽部のメンバーとの掛け合いは、大笑いさせてくれました」(71・男性)

「とにかくハチャメチャぶりがいいです。自分が、現実にはできないことを志村さんがやってくれて、嬉しいという感じでした」(69・女性)

ADVERTISEMENT

「優香姫とのコントや研ナオコとのやりとりも面白かった」(72・男性)

「バカ殿様をもう一度見たかった」(29・男性)

「ショートショートのような劇の広がりの中で、コントストーリーを実現したバラエティ。志村けんファミリーの間を知り尽くした出演者の息がピッタリで、ドリフターズでの経験が発展したものだと思います」(67・男性)

「毎回いろんなゲストをむかえて、バカ殿が城を出て起こす様々な出来事があったり、バカ殿の可愛らしさやかっこよさがたくさんありました」(40・女性)

「すこしHで子供には困ったこともあったが面白い番組でした」(84・男性)

19位「夢であいましょう」(NHK・1961~1966)

 テレビの草創期、60年代に毎週土曜日午後10時に生放送されていた音楽バラエティ番組が19位です。番組はテーマに沿ったショートコントと音楽で進行し、黒柳徹子や越路吹雪、渥美清などが出演。また、この番組から坂本九の「上を向いて歩こう」や梓みちよの「こんにちは赤ちゃん」などのヒット曲が生まれました。

20位「夢であいましょう」の頃の黒柳徹子(1960年撮影) ©文藝春秋

「多感な青年時代に、ともすれば曇りがちだった心を温めてくれた素晴らしい番組で、常に次回を心待ちしていたのを今でもよく覚えております」(86・男性)

「初めてみたバラエティ番組。のちの大御所の若いはつらつとした行動がなつかしい」(72・男性)

「夢を見せてくれた初めての大人の番組。テレビそのものが新鮮だった時代に、ああ、大人になるのも素敵だなあと思わせてくれた」(82・女性)

「まだ子供でしたが親につられて夜頑張って見ていました。あの番組からのちのち大活躍されるような方々が続出した」(68・男性)

「バラエティの原点だと思います」(60・女性)

「初めて見たバラエティ。司会の中島弘子さんが渥美清さんの話術で笑い出すのが、楽しみでした。子供心に高級な番組だなと毎週見ていました」(72・女性)