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8位「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」(日本テレビ系・1969~ 1971)

 昭和の大物2人のテレビ史に残る番組が8位にランクイン。大橋巨泉と前田武彦(放送作家、タレント)の掛け合いで進行する生放送パートと、事前収録したショートコントで構成。コント55号、ハナ肇とクレイジーキャッツ、宍戸錠、藤村俊二、小松方正、朝丘雪路など、その顔ぶれも豪華でした。ハナ肇の「アッと驚くタメゴロー」や巨泉の「うーしししし」は流行語になりました。

8位「巨泉×前武ゲバゲバ90分!」の大橋巨泉 ©文藝春秋

「大橋巨泉と前田武彦、当時のバラエティ番組を席巻していた2大巨頭が共演。ハナ肇のアッと驚くタメゴローも当時のサイケな風潮に乗っかり、アニメの効果的な使い方等先鋭的、実験的番組づくりに驚かされた」(64・男性)

「子供が寝静まったころの時間に放映されたにもかかわらず、眠い目をこすりながら、親に隠れて観たりした思い出の番組です」(59・男性)

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「とにかくおかしかった。家族みんなでゲラゲラ笑って、楽しかった。あの時の一家団らんを思い出す」(64・女性)

「コントが面白かった他、『アッと驚くタメゴロー』などを観るのが小学生ながら毎週楽しみだった。当時としては画期的な番組だったと思う」(63・男性)

「次から次へと飛び出すギャグの数々に笑い転げた思い出があります。台本を書く人のアイデアの凄さに驚きでした。巨泉・前武の才能の高さが全開の毎回の面白さでした」(68・男性)

「ナンセンスなギャグ、オープニングのテーマソングを未だに覚えています」(51・男性)

「コントの質が高かった。お笑い芸人ではない、吉田日出子や小松方正のような俳優を使ったコントがたまらなくおかしかった」(67・男性)