今、日本でも韓国インスタント袋麺市場が盛り上がりを見せていることをご存知でしょうか。

 現在、“第4次韓流ブーム”が到来中。昨年の『愛の不時着』や『梨泰院クラス』といったドラマのヒットなどをきっかけに、再び韓国カルチャーに熱い視線が注がれているのはご存知の通り。

 また、日本即席食品工業協会が発表した2020年の即席麺総需要データによると、袋麺の需要は金額ベースで前年比20.0%増の約1504億円、数量ベースで前年比17.4%増の約20億食を記録。この袋麺の増額・増量傾向は、新型コロナの影響で巣ごもり需要が高まったためと見られているそうです。

ADVERTISEMENT

 

 このふたつの要素がかけ合わさった結果なのか、現在、国内のスーパーマーケットやバラエティショップでは韓国インスタント袋麺を種類豊富に取り揃えている店舗が増え、SNSなどでもその情報が拡散されています。

 そこで今回、国内のスーパーマーケットやバラエティショップで購入可能な韓国インスタント袋麺をジャンル別にピックアップしてライターが実食。

「辛い系」7品、「魚介系」3品、「クリーム系」3品、「ジャージャー麺系」3品、「やさしい系」4品というバラエティ豊かな5ジャンル・計20品のラーメンをチャート化し、レビューしていきます。

【辛い系】「辛ラーメン」/「ブルダック炒め麺」/「ジンラーメン(辛口)」/「安城湯麺」/「熱(ヨル)ラーメン」/「トゥンセラーメン」/「ビビン麺」

【辛い系】「辛ラーメン」/農心

 
韓国インスタント袋麺の入門にうってつけ

 一般的なスーパーで販売されていることも多い「辛ラーメン」。中太のもちもち麺にほどよい辛さのスープが絡みつきます。メジャー商品のためネットなどに数多くのアレンジレシピが載っているので、飽きずに食べ続けられそう。