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【やさしい系】「三養ラーメン」/「牛肉わかめスープラーメン」/「カムジャ麺」/「ごまラーメン」
【やさしい系】「三養ラーメン」/三養
韓国で初めて作られたインスタント袋麺。やさしい甘さのある醤油味がベースになっているため日本人好みですが、ほんのり辛さも加わるので韓流っぽさも充分。世代を超えて愛されてきたマイルドな味わいです。
【やさしい系】「牛肉わかめスープラーメン」/オットギ
わかめスープとラーメンを組み合わせた商品で、スープは緑~黒というような絶妙な色。あっさりしつつも牛骨の出汁が効いており奥行きのある味に仕上がっています。地味ではありますが、個性が光る味です。
【やさしい系】「カムジャ麺」/農心
麺にじゃがいも粉末を50%以上配合しているというだけあり、麺の“ちゅるちゅる感”が頭一つ抜けている印象。スープは日本でいう白だしのようなまろやかさがあり、そのうえ辛さのアクセントも。かやくにキャベツが入っているのも珍しい。
【やさしい系】「ごまラーメン」/オットギ
「ごまラーメン」はその名の通り、辛さのあるスープのなかで炒りごまがふんわりと香る一杯。赤い見た目の割にはさほど辛くなく、ごまの主張もそれほど強くないので、入れる具材によって幅広いアレンジができそう。
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ちなみに、20品試食したなかの個人的な1位は「ジンチャンポン」です。食べ応え、シーフード感、麺の食感など、どの要素を取っても力強さがあり、オリジナリティも満点でした。
どれも日本のインスタント袋麺では出会ったことのない個性的な味の韓国ラーメン。巣ごもり生活で日本のインスタント袋麺に飽きてしまったという方は、ぜひ韓国インスタント袋麺の世界に足を踏み入れ、お気に入りの一杯を探してみてください。
(文=福永全体〈A4studio〉)