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「女子高生に覚醒剤を…」体を売った女性61人逮捕 大阪“ど真ん中”地下街で起きていた悲劇

「日本色街彷徨」筆者・八木澤高明氏を「文春オンラインTV」が直撃!#1

2021/06/19

――それは大々的ですね。

八木澤 「泉の広場」は2年がかりで61人ですけど、横浜の場合は、警察が一晩でバーッと連れていく。なぜ、そんなことができるかというと、やっぱり在留資格ですよね。罪状を見ると、基本的に売春防止法じゃない。「泉の広場」は日本人が相手だったので、そうはいかなかったんです。

広場でどうやって“立ちんぼ”の女性を見分けるのか?

――「文春オンラインTV」への書き込みでは、「広場でどうやって立ちんぼを見分けるのか」という疑問が出ています。

八木澤 「泉の広場」のような雑踏の中で、いろんな人が通りますから、時には普通に待ち合わせをしている人も間違えられたりしたと思います。私が取材した女性も、立ちんぼをするようになる前、ただ待ち合わせをしていたら、いきなり声をかけられたと言っていました。

泉の広場 ©八木澤高明

――記事に寄せられたコメントでも、広場に立っていたら「いきなり『5万円?』と言われた」という書き込みもありました。一方で、広場を知っている方から「普通の人と明らかに違うからわかります」という書き込みがありますね。

八木澤 わかるとしたら服装ですかね。分かる人には分かるんでしょうね。

――でも、声を掛ける側の男性も、初めての方も居るわけですよね。そういう場合、「この人かな?」って、何となく思いながら声をかけにいくんですか?

八木澤 そうだと思います。全盛期だったら、立ちんぼの方が多く居て、「この人そうなんじゃないのかな」というのが分かりやすいと思います。あとは、わざわざ立ちんぼを買いに行く人は、いろんな風俗を経験して、「今度立ちんぼを買ってみようかな」という人が多いと思うので、雰囲気を感じることができたのかもしれないですね。

マッチングアプリで警察が近づいてきたことも

――八木澤さんは実際に売春目的で「泉の広場」に立っていた女性2人に取材されました。どのように接触されたんですか? 

八木澤 私も「泉の広場」に行って見つけようとしたんですけど、それらしき人が居なかった。それで、立ちんぼに立てなくなった女性が利用していると聞いたマッチングアプリを使って見つけてみようと考えました。マッチングアプリに詳しい知人にお願いして探してもらったところ、1週間ほどで返事があった。それで大阪に行って、お話を聞きました。

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