カプセルから様々なジャンルの商品が飛び出すのがガチャガチャの醍醐味。その中でも、子どもたちをワクワクさせ続けてきたジャンルのひとつが「スポーツ」だ。
『昭和レトロガチャ 最強コレクション』の著者で、10万点のガチャガチャ・コレクションを持つ仙台拠点のタレント、ワッキー貝山氏(51)に、“懐かしさオリンピック級”の「『謎のスポーツガチャ』ベスト30」を選んでもらった。
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30位「柔道家 消しゴム」
「メダルの大量ダッシュが期待される柔道。このガチャが発売された1980年にはモスクワオリンピックが開催されましたが、日本は不参加することに。その時の柔道の山下泰裕選手の悲しみの涙は今でも心に残っています」1980年、20円、今野産業製
29位「テニス 立体ミニゲーム」
「残念ながら大坂なおみ選手は3回戦で敗退してしまいましたが、もちろんテニスのガチャも発売されています。これは向かい合った人形にラリーをさせるのですが、はっきり言えば勝負が付きません。不条理ですね」1980年、20円、日商貿易製
28位「ベースボール ミニパラパラ漫画」
「今回の侍ジャパンにはわが楽天ゴールデンイーグルからも選手たちが参加しています。それだけに親しみがあり、応援するつもりです。このガチャは野球のプレイスタイルが分解写真のパラパラ漫画になっていて動いて見えるという優れものです」1982年、20円、今野産業製
27位「パッチンボールウォッチ」
「今でもありますが、パッチンと腕に巻き付けることができる時計です。最初は面白がってパチパチやるのですが、次第に飽きてしまうというガチャです」1988年、100円、ビーム製