全国に広まってくれー!
では生ゴミ乾燥機ならどうだ? 確かに生ゴミから水分が抜けて、カラカラになり、重みがなくなる。水分がなければ、ゴミ清掃員にゴミ汁がかからないし、焼却炉で燃やすときに水分がないと無駄な税金を使わなくて済む。水分が多いと、ゴミが燃えにくいのでエネルギーを足さなければならない。このエネルギーももちろんお金がかかり、それは皆の税金で賄われる。なので水分をなくすことは絶対なのだが、ただこの乾燥機くん。電気代がかかるのだ。(え? 俺ケチすぎる!?)いや、それだけじゃなくて……そう! 電気を使うとCO2排出がね(苦笑)。
そんな試行錯誤をしている中、この市川市の取り組みを知った。これすごくない!? 何がすごいかって収集日が決まっているわけではなく、好きなときに出していいんだよ? 分別で大変なことのひとつにゴミ箱が増えるという悩みがある。しかも生ゴミだと時間が経つにつれ臭くなるので、分別して取っておくことが難しい。でもこの市川市の取り組みはいつでも捨てることができるというのが、ゴミ減らしマニアとしてはたまらない。
しかも分別して捨てるとかではないんだよ! 集めた生ゴミを使ってバイオマス施設で発電して、きちんと再利用しようとしている素晴らしさ。自分の家庭から出た生ゴミが人の役に立つのよ。マジで素晴らしい! 市川市が言うには可燃ゴミの4割が生ゴミだという。この4割が再利用されたら、ゴミが減るので、燃やす費用は削減され、さらに発電される。清掃員はゴミ汁かからない。よいことしかない!!
市川市の取り組み、全国に広まってくれー!
東京都品川区
集積所をやめたらゴミが減った?
品川といえば清楚で高級住宅街のイメージ。そんな清楚品川、集積所やめたんだって。ゴミを出すのは集積所、清掃員は集まったものを収集する。今までそれしかしたことなかったから、集積所がなくなるとどこでゴミを収集したらいいのかわけがわからない。どうなっているのか見てみよう。
ゴミで何か問題になる場合、その陰に群衆心理が働いていることが多い。自分1人ぐらいいいだろうと考える人が本当に多い。きっとそれが一般的な心理傾向なんだろう。自分の姿を隠すならば、人に隠れれば、見つからないと言ってるようにも見える。赤信号みんなで渡れば怖くないとはよく言ったもので、ひとつ出ていれば、他にも違反ゴミがだいたい出ている。集積所というのはルールが守られて、初めて存在が許される。ゴミを出す側、ゴミを回収する側の信頼関係が崩れれば、集積所というシステム自体が許されないのかもしれない。